医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

飲まずにいられない

2015-04-04 06:43:50 | 薬局
意外に難しい。

先週の初めにお尻におできの様なものが出来た。
気が付いたらポツ、ポツと。
どうしたものかと心病んでいたら「そうだ!薬剤師さんに相談しよう」と、どこかで聞いた様なキャッチコピーが浮かんできた。
早速、かかりつけ薬剤師に電話をして相談した。
電話なので要を得ないが「取りあえず抗生物質でも飲んどいたら」とのアドバイスをいただいた。
ちょうど手元には期限が切れた「ニューキノロン系抗菌薬」の200mgがあったので服用する。
1日2~3回服用とあるので、8時間おきに3回服用することにする。
5日間ほどの服用でポツ、ポツが小さくなってきた。
さすが薬剤師さん。

しかし、あらためて薬をきちんと飲むことが難しいと感じた。
忘れてしまうのだ。
飲むのを忘れるだけならいいが、飲んだのも考え込んでしまう事もある。
自分でもあきれて3mgから始めようかと思ってしまう。
これが毎日、一生飲み続けるとなるとかなり至難の業が必要になる。
正直なところ基本的に飲みたくない気持ちが飲み忘れを誘発させている様な気がする。

例えば、頭痛がして肩こりがひどいと感じて診療所に行ったとする。
医師の診断は高血圧症だ。
「血圧の薬を出しますから」と言われて「ありがとうございます」とはいかない。
「先生、ちょっと待って下さい」と自助努力で下げようとするのではないだろうか。
ところが頭痛も肩こりも改善しない。
そりゃそうだ。
頑張れば、頑張るほど血圧が上がる。
再度、診察を受けると「やっぱり薬を飲んだ方がいい」と勧められて仕方なく薬局に処方せんを持っていく。
そこで薬剤師からきちんと服用するように指導される。
「はい」と返事をするが、本音は「薬なんか飲みたくない」と叫びたい。

この「飲みたくない」の意識が潜在的に薬の飲み忘れを誘発しているのではないだろうか。
では、どうしたらいいのか。
「こんな事を試してはいかがですか」などの薬が無くなる、または減らせる提案があると頑張れるかもしれない。
セミナーでは「飲ませる服薬指導」から「治す服薬指導」への切り替えを提案している。
生活習慣病では食事指導や運動指導、生活改善などが嬉しい情報となるのではないだろうか。

抗生物質は苦手だが、二日酔いの15番と17番は自ら手が伸びる。
身体が欲している。
出来れば107番も試してみたい今日この頃だ。

昨夜は、天文館で1時半まで過ごしホテルに帰る。
妙な興奮になかなか寝付けずモンモン。
バスに乗るために5時に起きた。
揺れるバス中にてしたためる。
5時が誤字をまねく。



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