医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

幹部が患部にならないために

2012-02-05 07:58:08 | 薬局
ほうれん草はいかが。

今日は地方都市のドラッグストアで「報連相」研修である。
時間は2時間であるが、今回の調剤報酬改定も30分くらい頼まれた。
私的には「報連相」研修だけで3時間ほど欲しいくらいだ。
それを30分短縮なので、きちんと伝わるかどうか心配である。

この報連相研修は、私が社長時代に社内に取り入れた研修である。
私は、基本的に社内で行われる研修には出来るだけ参加していた。
参加と言っても一緒に加わるとボロが出るので、傍らで聞いている程度である。
それでも充分勉強になる。
なぜ自ら参加(傍観)したかと言うと、スタッフがいくら専門の講師から良い事を学んでも、社内に醸成させる仕組みが必要だと考えたからだ。
それが出来るのが社長の自分だと思った。
だからいろいろな研修に自らも参加し、時には傍観もした。
そして研修終了の翌日から、自分でも出来るだけ実践し、出来ているスタッフは褒める。
出来ていない時は「先日の講師がこんな事を言ってよね」と促す。
これが効果ありだ。

そこでさらに、私のいいところは、参加すると自分でも出来そうな気がするところだ。
結果として出来てしまう。
もちろん本も読んだし、トレーナーからの指導も受けた。
プロではないので、多少本物とは異なるが、実務的に知っているためか実践的である。
お陰様で独立して、数多い研修を積み重ねてきた。
私のほうれん草はかなり味が良い。

報連相だけじゃない。
外部からの講師でアクションラーニングも取り入れた。
これも現場サイドで、事務のスタッフが実験的にやり始めた。
なかなか面白い結果が出る。
個人が抱えるいろいろな問題を自分レベルで解決策が出来てくる研修だ。
どんな研修と聞かれると説明が難しいが、要は「傾聴」と「質問」によって問題の本質が明確になる。
問題の本質が明確になると自ずとやるべきことが見えてくる。
私の研修では、このアクションラーニングにソリューション・フォーカス的要素を加えて行っている。
3月に、これも地方都市の薬局の方に研修指導する予定だ。
因みに、更新していないが元日本アクションラーニング協会認定のALコーチの資格もあった。

そして、ソリューション・フォーカスとは問題の原因を追究するのではなく。
出来ている部分を延ばす前向きな問題解決手法だ。
出来ないのは何が原因かではなく、何が出来ているのかを考え、出来ている部分をもっと出来るようにする。
それによって問題が改善されていく。
そのためには問題が解決した状態をイメージすることが大切になる。
皆さんも上手く行ったイメージを大切に問題に取り組んでみてはいかがですか。

さて、もう少ししたら空港に向かおう。
そこは、私の好きな美人が多い街だ。

そうそう、先日長野県の諏訪湖の近くでセミナーを行ってきた。
その諏訪湖で4年ぶりの「御神渡り」が確認された。
今年はいいことが起きそうだ。


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