医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

やらせてよ!

2011-12-08 07:03:40 | 薬局
どうも面倒だ!

当社もこれからに備えてインフルエンザ対策としてワクチン接種をすることになった。
近くにあるクリニックのオープン時間に合わせて訪問する。
既に、数名の患者が待合室で待機中。
ほぼ9時に受付をし、問診票への記載を済ませた。
こちらの準備は万端であるが、なかなか順番がまわってこない。
何度か途中です帰ろうかと頭をよぎるが、引き伸ばしても埒が明かない。
ただひたすら待つこと51分、やっと呼ばれた。
診察室に入ると簡単な問診、その後に大嫌いな注射となる。
この診察室に入ってワクチンの接種が終わるのに1分程度要した。
3時間待って3分診療よりはいいが、正直なところワクチン接種などやらなくていいのならやりたくない。
それはワクチン接種の痛さではなく、待ち時間の無駄である。

国はインフルエンザのパンデミックを未然に防ぎたいと言っている。
その予防はワクチン接種が大きく貢献すると思われる。
そこで本当にパンデミックの予防をしたければ、予防接種を受ける国民を増やせばいい。
もっと身近で短時間に接種できることが大事だ。
待ち時間が長い診療所以外でもやれそうなところはある。
例えば薬局である。
アメリカのドラッグストアでは当たり前になっている。
それなりの知識と接種のテクニックを積めば薬剤師でもいいじゃないか。

と言いたいが、このワクチン接種は意外に儲かる。
原価は薬屋さんを離れたので忘れたが、今回は1人3,600円だった。
待ち時間は関係ないと思うが、診察から接種終了までの1分で3,600円とは凄い。
ふさわしくないが時給に換算すると216,000円となる。
1日にすると1,728,000円となる。
とバカなことを考えてしまう。
この価格も薬局で扱うと安くなるような気がする。
価格は自由競争だ。

かくして、近くの薬局で空いた時間に安い価格でインフルエンザワクチンの接種が可能となり、パンデミックの脅威から多少とも逃れられる。
もちろん、注射が下手な薬局は人気がない。
価格も適正じゃないと在庫となる。
事故が起きたら薬局の責任になるので、問診も慎重になる。
安全度が高まる。

6年制の薬剤師が来年から誕生する。
先輩薬剤師として新たしい道が出来るように声を出してみよう。


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コメント (5)
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