1911
2011-11-04 | 映画
ジャッキー・チェンの映画出演、
100本目の記念作品。
1911年の辛亥革命からも、
丁度今年で100年。
映画は1911年、辛亥革命を経て、
清王朝から中華民国へと
移行する時代を描いています。
孫文の参謀を務める黄興を、
ジャッキー・チェンが演じます。
ジャッキーの実子、
ジェイシー・チェンも出演。
共演は 孫文―ウィンストン・チャオ
袁世凱― スン・チュン
張振武― ジェイシー・チェン
徐宗漢― リー・ビンビン
汪兆銘― ユィ・シャオチュン等
「レッドクリフ」のチャン・リーが監督。
ジャッキーが自ら総監督、
主演を務める。
一直線に衰退の道を行く清王朝、
じわじわ進行していく欧米列強の足音。
孫文は中国の現実に不安を覚え
新たな中国を目指す。
革命軍の参謀を務める、
黄興(ジャッキー・チェン)に、
率いられた若者達。
革命軍は総督府に攻めこむが、
反乱は失敗。
革命を願う多くの尊い、
命が失なわれた。
悲嘆にくれる、
黄興(ジャッキー・チェン)だが
愛する人、徐宗漢(リー・ビンビン)の励ましと、
同志に報いるため、
再び革命のために蜂起する。
志を持った熱い男達、
迫力を感じる戦争シーン。
ジャッキー・チェンの
アクションシーンは
ほんの少しだけですが
ありました!
新しい国を希求した、民衆の姿。
たくさんの命の上に成立した
孫文の成し遂げた革命、
自由を求めて、
立ち上がった人々を描いた、
歴史映画でした。
孫文、袁世凱を演じた俳優
本や写真で見る人物に
雰囲気がよく似てる!!
辛亥革命後、清朝最後の、
皇帝を退位させたのと
引き替えに孫文から大総統を譲り受け
袁世凱が、大総統に就任。
袁世凱は権力志向型の策略家で野心家。
地位獲得後、孫文たち革命派を弾圧、
自ら皇帝になろうとしたということです。
試写会で見ました。
11月5日公開