花ごよみ

映画、本、写真など・

クライマーズ・ハイ

2008-07-08 | 映画

監督は原田眞人。

原作の著者、横山秀夫本人が、
記者時代に遭遇した
日航機墜落事故取材の体験をもとに、
書き上げた小説の映画化。

かつてない大惨事の、
全権デスクを命じられた悠木和雅、
堤真一が演じています。



NHKのテレビドラマでは、
佐藤浩市が演じていました。
記憶に残る力強い作品でした。

日航の墜落事故後の新聞報道、
組織を相手にした主人公の心の葛藤、
熱い魂を持った新聞記者達。

新聞社の内幕が
かいま見ることができ、
興味深いものがありました。

社内に存在する
各記者達の一人一人が、
リアルな動きをみせて、
見応えある映像となっています。

県警キャップの佐山を演じた、
堺雅人の表情も印象に残りました。

現在のように携帯電話もなく
新聞社との通信の機器もないまま
事故現場の山に登るなんて。

想像を絶する現場での取材。

悠木(堤真一)自身の葛藤。

新聞社内の他の記者達との、
壮絶なせめぎ合い。
迫り来る時間との戦い。

緊張のとぎれない作品でした。











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8 コメント

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Unknown (hiro)
2008-07-09 11:54:07
面白そうな作品ですね。
私は娘が来ているので当分の間
映画館にはいけそうもありません。
kazuさんの案内で楽しませていただき
ます。
kazuさんはいろいろなところに出掛けたり
映画を見に行ったり、とてもパワフルに動かれて
いますね。羨ましいです。
なぜか忘れられない事故です。 (たんぽぽ)
2008-07-09 17:14:30
こんにちは

日航機墜落事故、なぜか忘れられない事故です。
たしか8月12日でしたよね。

520名の尊い命を失ったばかりではなく、
御遺族や日航職員、飛行機の検査担当者などの自殺、
事故処理に当たった方々の過労死、

この事故にからんだ多くの犠牲者が出ていたと
いうことを聞いています。

見てみたい映画の一つです。
hitoさんへ☆ (kazu)
2008-07-09 22:32:41
こんばんは~!

こちらにもコメント、
ありがとうございます。
娘さんが来られてるんですね。
じゃ、あんまり動けないですね。

出掛けるといっても、
行くのはたいてい近場なんですよ~!


たんぽぽさんへ☆ (kazu)
2008-07-09 22:39:59
こんばんは~!

日航機墜落事故、
未曾有の大惨事でした。

この映画は地元の新聞社の
極限の状態を描いていていました。
スクープ、命の重さ、
家族、深い内容のある映画でした。

なんだかすごい・・ (みく)
2008-07-10 16:37:02
あの悲惨な日航機墜落事故の時の事は忘れられない出来事。
そんな中の記者体験をもとに書かれた、表には見えない報道者の・・、
もうそれだけでも緊迫感、緊張感が伝わります。
主人が映画に行きたがっているので、これにしようかしら。
今日ちらっと「パイロット」の再放送で堤真一さんみたところだわ。
hiroさんの言われるように、本当にkazuさんの行動力にはいつも脱帽です。
スリムなんでしょうね・・、羨ましい。
Unknown (松風)
2008-07-10 23:25:22

いま読んでいますが
結構凄い!
映画もまた違った雰囲気なのでしょうね。

みくさんへ☆ (kazu)
2008-07-11 00:05:05
こんばんは~!

この映画、ご主人と一緒に
行かれたらいいですね。
緊張感があって、
時間、全然気にならなかったです。
堤真一さん、よかったですよ。
それに堺雅人さんの演技、
目がいいですね~!

スリムですよ。
なんで分かるのかな~!(笑)
松風さんへ☆ (kazu)
2008-07-11 00:08:10
こんばんは~!

本、読まれているんですね。
本もいいんでしょうね。
私、図書館で借りておきながら
時間的に読めなくて返却したんです。
残念です。

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