花ごよみ

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ボストン美術館 日本美術の至宝

2013-05-03 | 美術

海を渡ったまぼろしの国宝、
 史上最大の里帰り!

天王寺公園内・大阪市立美術館にて
~6月16日まで

アメリカボストン美術館、
日本美術コレクションからの出展。

明治維新を迎えたころ、
西洋化を図るために
日本の古い文化を否定、
また神道による国づくりを行おうとして
廃仏毀釈運動が起こる。

日本の精神を守り、
また仏像を守ろうとした
フェノロサ、岡倉天心等は、
日本美術の収集に力を尽くしました。

心に残った作品はというと
長さ25メートルにも及ぶ8面のふすま絵に
修復された曽我蕭白(しょうはく)の「雲龍図」、
豪快なタッチで力強くダイナミックに描かれ
迫力を感じるふすま絵でした。
この展覧会の看板にもなっています。


「海を渡った二大絵巻」にも興味を惹かれました。
吉備真備の大活躍をユーモアたっぷり描いた、
奇想天外な物語の「吉備大臣入唐絵巻」
保存状態の良さにもびっくり。

「平治物語」の三巻もリアルで
「三条殿夜討ちの巻き」の炎の表現なども
素晴らしいものでした。

そして
鎌倉時代に創られた、
快慶最初期の作品である弥勒菩薩立像。

リズミカルで美しい衣、
今もなお金ぴかの仏様です。
快慶独自の表現が残る、
凛々しいお顔の素敵な仏像を見られたことに感激!!



長谷川等伯、尾形光琳、伊藤若冲等の
見事な作品の展示もあります。


戻ってきた日本美術の至宝、
まさにまぼろしの国宝たちの展覧会でした。


大阪市立美術館の西方向には
通天閣が望めます。


天王寺駅方面に目をやると
2014年の春オープンを目指す
あべのハルカスが見えます。
地上300m、地上60階、地下5階、
高さ日本一のビルです。





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
しんちゃんへ (kazu)
2013-05-04 23:49:45
こんばんは

是非行ってください。
よかったですよ。
行ったのは4月、
NHKのネットクラブ?かな
当選したので休館日の月曜日
無料で行ってきました。

オヤジさん、幽霊画見られたんですね。
幽霊画って気味が悪いですね(笑)
返信する
アリスさんへ (kazu)
2013-05-04 23:42:34
こんばんは

あべのハルカス完成が楽しみです。
アリスさん阿倍野から、
近鉄線を利用していたんですね。
じゃ天王寺近辺は
おなじみの場所なんですね。
天王寺の図書館、調べてみたら
以前は天王寺公園の中に
あったんですね。
知らなかったです。
返信する
Unknown (しんちゃん)
2013-05-04 17:40:14
 やっぱこれは行かないとなぁ(笑)
先日、一心寺さん参りの際、私だけでも行くべきだった。
 で、いつ行ったの?
3日だったら、私のオヤジが一人で観に行ったそうな。これを見て、歴史博物館に幽霊画見に行ったそうです。
返信する
Unknown (アリス)
2013-05-04 08:00:56
あべのハルカス。すごいんでしょうね。
私は大阪に住んでいた時は、阿倍野から近鉄線を利用していたので、
天王寺近辺もすごく懐かしいし、
また、行ってみたい場所です。

天王寺の図書館は何回も利用したけど、美術館は行ったことなかったです。
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