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歓喜の仔 天童 荒太

2013-06-14 | 本 さ、た行(作家)

歓喜の仔 上巻 歓喜の仔 下巻

暗闇の中、
生き続けて行かなければならない。
それも子供達だけで。

高校を辞めた17歳の長男、誠、
母の介護を引き受けた、
小学6年生の次男、正二、
末っ子でまだ幼稚園児の香。

子供達にとっては過酷な状況の中、
重いものを背負い、
心に深いキズを受けた兄妹達。

それでも逃げ場のない悲惨さ。

タイトルにある「歓喜」は子供達に
巡ってくるのか?
「歓喜」という言葉に望みを託し、
読み続けました。

未来に少しばかりでも
希望を見いだすことができるのか?

妄想の中でのリートの話は
読みにくいので、
この部分は流し読み。

悪に手を染めても、
純粋で澄んだ心を失わない、
結構したたかな兄妹たち。

絶望のまま終わってしまうことなく
最後に家族が結束し、
兄妹達に救いがあって良かった。

すこしでも兄妹達にとって、
心穏やかな生活を
送ることができますように。
状況が改善されたとは、
言えないままでも
明るい光の射す方向へ
一歩ずつ歩み出して欲しい。





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