花ごよみ

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ルビンの壺が割れた  宿野かほる 

2017-12-26 | 本 ま、や行(作家)

ルビンの壺が割れた

28年前、婚約者が結婚式当日に失踪。
その婚約者を偶然Facebookで発見。
そこからメールのやりとりが始まる。

過去の甘い思い出が綴られ
純愛小説のような雰囲気だったのに
黒いベールに包まれたような
陰湿な空気感に変化。

この作品、ネタバレは
避けないといけないので
詳しくは書けないですが…。

過去が明らかになって行くに連れ、
不穏さがいっぱい。

ラストは予想もしていなかった
展開にびっくり
あまりにも衝撃的な終わり方。
気持ち悪さが残りました。

全てがfacebookでの
メールのやりとりで
進んで行く小説。

読みやすい文章で書かれているので
すぐに読み終えることができました。






コメント
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