危険なビーナス
「後天性サヴァン症候群」を研究する義父、
絵の中に描がかれた真理。
絵を解析すれば数学最大の謎が解ける。
素数、リーマン予想さえ
決着がつくし目算もでてくる。
それほど価値のある絵の存在。
それが存在しているのを知っていながら
その絵を見られないのはたまらない
他の人間の目に触れられるのは我慢がならない。
行方不明の兄と義父、
二つの事件が繋がりを見せます。
「ウラムの螺旋」「サヴァン症候群」
について調べる機を与えてくれました。
ミニブタはだめでしょう。
きっと大きくなって手に負えなくなります。
飼っていたブタが巨大になり
困ったというのを
テレビで見ました。
「危険なビーナス」というタイトルとは
本の中身がちょっと違うような。
ちょっと思惑がはずれました。
ラストは思っていたのとは違う
結末になっていました。
読みやすい内容で、
一応は楽しめましたが
共感できる人物はいなかったし、
期待していた以上ではなかったです。