47RONIN

赤穂浪士47人による
仇討ち「忠臣蔵」をベースに描く3Dアクション。

監督はカール・リンシュ

主演はキアヌ・リーブス、
異端のRONINカイを演じます。



真田広之、浅野忠信、菊地凛子、
柴咲コウ、赤西仁等が出演。

徳川の世
吉良（浅野忠信）とミヅキ（菊地凛子）の策謀によって
赤穂藩の主君浅野の命と武士の身分を奪われ
大石（真田広之）とその家来たちは、浪人となる。

大石はミカ姫（柴咲コウ）を守るためと、
主君の仇討ちを果たすため
浅野の家臣47士とともに蜂起する。

カイ（キアヌ・リーブス）も愛するミカ姫と
恩を受けた浅野に報いるために
大石といっしょになって吉良に立ち向かう。

派手なアクションは見応えがありました。
真田広之はやっぱりカッコいいです。



緑の女ミヅキ（菊地凛子）は不気味。


鳥居に五重塔はありましたが、
どう見ても赤穂には見えない
スケール感のある広大な風景。
舞台はタイか中国の様。

女性の衣装は韓国風で天女の様にも。
モンスターも登場、
でも赤穂浪士の名前はきっちり
忠臣蔵なのがいいです。

3Dは吹き替えしかなかったので
日本語吹き替えで見ましたが
大部分の日本人が英語で会話する字幕の方が
不思議感が増して、
もっと面白かったかな。

利休にたずねよ

千利休の人生を描いた直木賞受賞作の
山本兼一の同名小説を映画化。

主演は市川海老蔵、
１０代から７０代間際までの
千利休を演じます。

利休の妻、宗恩を中谷美紀
豊臣秀吉を大森南朋、
織田信長を伊勢谷友介。

監督は田中光敏。
利休を海老蔵、信長を伊勢谷、秀吉を大森南朋、
この配役は結構、適役でした。

市川團十郎との最後になってしまった
親子共演も見所です。

本物にこだわったという映画です。

千利休の心はもちろん
切腹を命じた秀吉の心の内も
知りたく思いました。



中谷美紀、所作が美しかったです。
ラストの演技は
心が締め付けられました。

美は私が決めるもの、
美を追求し続けた
市川海老蔵演じる千利休
傲慢だけどかっこいい！！
内に秘めた熱い心を抱えながらも、
その心を自分の中に
押さえ込んだ千利休でした。

原作の幹を残しつつ
枝葉をそぎ落として
端正な物語になっていました。

館内には着物を着た人もいました。
お茶関係の人かな？

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