19世紀に生きた英国の女流作家、
シャーロット・ブロンテの名作を映画化。
原作は昔々、
読んでいるはずなのに
内容はすっかり忘れてしまっていました。
幼くして両親を亡くし
孤児として不幸な境遇の中、
育ったジェーン・エア。
ジェーン・エア役にはミア・ワシコウスカ、
ロチェスター役はマイケル・ファスベンダー
ジュディ・デンチらが共演。
監督はキャリー・ジョージ・フクナガ。
住み込みの家庭教師として、
ソーンフィールド邸に職を得たジェーン・エア。
この屋敷で孤独から開放され、
ソーンフィールド邸の主人、
ロチェスターに出会う。
秘密を抱え激しい気性と、
暗い雰囲気を持ったロチェスター、
ジェーンは彼に恋をする。
惹かれ合った二人は結婚へと…
しかし、結婚式の日、
愛した人ロチェスターの秘密が暴露する。
この後、彼女は毅然とした行動にでる。
知性と信念と情熱を持ち合わせた女性、
は自分の意志で強く生き抜いていく。
凛とした風情のジェーン役の、
ミア・ワシコウスカは
適役だと思います。
気品を感じるジェーンの着る、
衣装のすばらしさ、
ほんとに素敵な服装です。
重厚な雰囲気の家具、
広々としたイギリスの風景。
静かで重く感じる作品でしたが
映像の美しさを堪能できました。