監督はトム・フーパー。
第83回米アカデミー賞で作品、監督、
主演男優、脚本賞など主要部門を占めた作品。
アルバート(コリン・ファース)が主演。
史実に基づいたドラマです。
時は1930年、
イギリスではジョージ5世の統治下。
二男アルバート(コリン・ファース)は、
幼い頃の心の苦悩や厳しいしつけなどが、
原因となって吃音となる。
なので満足のいくスピーチが困難な状態。
アルバートの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)の薦めで、
言語療法士ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)という名の、
スピーチ矯正専門家の治療を受けることになる。
アルバートはライオネルに対し、
徐々に心を開き、
身分の差を超え、
信頼関係も深まってくる。
ジョージ5世の逝去後、
王となった兄エドワード8世(ガイ・ピアース)が、
自分の愛の成就のために、
なんと王の地位を捨ててしまう。
思わぬ展開で王の座に就いた、
ジョージ6世(コリン・ファース)。
妻エリザベスの献身的な愛、
ライオネルとの友情
エリザベス、ライオネルとの心の交差が
見ていてほほえましく思いました。
エリザベス女王、マーガレット王女も、
可愛い子供として登場。
国王としての責任において、
吃音を克服しようと努力する姿勢。
時代背景にはヒトラーの台頭など、
第2次世界大戦開戦の困難な情勢の開始。
そこで必要とされるスピーチは
国民の心を励ますに値する
スピーチでなければならない…
スピーチが完了したとき、
こころの中で拍手を送っていました。
実は「ヒア アフター 」を見るつもりで
映画館に行ったものの女性デーで
人がいっぱい、
というよりも女の人でいっぱい。
残念なことに「ヒア アフター 」は、
もう映画館に到着した時点で、
売り切れの表示になっていました。
そこで 時間的に都合のいい、
「英国王のスピーチ」を選んだ訳なんですが
これも結構混んでいて、
最前列で見る羽目に…
首が痛かったです。