シリアナ
2006-02-13 | 映画
ジョージ・クルーニー(ボブ・バーンズ)…CIA諜報員。
マット・デイモン(ブライアン・ウッドマン)…ジュネーブ在住の石油アナリスト。
ジェフリー・ライト(ベネット・ホリデイ)…弁護士、アメリカの巨大石油会社の合併調査が任務。
マズハール・ムニール(ワシーム)…パキスタンから中東の油田で働いている。
出稼ぎに来た青年。
中東再建プロジェクトを指す専門用語。
中東、アメリカの石油業界と共謀した国家が
生み出すテロリズム。
元CIA工作員ロバート・ベアの実体験を参考。
監督はスティーブン・ギャガン
ジョージ・クルーニー(ボブ・バーンズ)
マット・デイモン(ブライアン・ウッドマン)
ジェフリー・ライト(ベネット・ホリデイ)
マザール・ムニール(ワシーム)
主にこの4人を交互に描いていく。
この設定と、入り組んだストーリー展開は、
理解しようと気合いを入れて見なければ、
置き去りにされてしまう感じです。
ストーリーの概要は公式サイトで前もって
頭の隅に入れておいた方がいいかもしれません。
でも、このあらすじだけにしても複雑です。
弁護士ジェフリー・ライト(ベネット・ホリデイ)の役割が
映画をみただけではあやふやでよく分からない。
マット・デイモン(ブライアン・ウッドマン)の
子供の死は何を目的としてなされたのか?
ジョージ・クルーニー(ボブ・バーンズ)の終盤の行動の意味。
危険を教えようとしたのか?
それとも、何かを仕掛けようとしたのか?
??が一杯!!
大事な所が頭の中で整理されなくて
消化不良に終わってしまいました。
体重を13キロ増やし
太っておなかの出たジョージ・クルーニーもみものです。
俳優って大変だと思います。
体壊してしまわないのでしょうか?
アメリカの石油戦略、
実在したストーリーをヒント、
地球規模のスキャンダル、
という内容は衝撃的です。
じわーっと押し寄せる何とも言えない
灰色の不安感の
余韻を残す映画でした。
はっきりとこの映画を
理解出来ないもやもや感と、
重い内容との相乗で、
暗い気持ちを引きずったまま
帰途に就きました。