チェン・カイコー監督の
ファンタジーエンターテイメント大作。
運命(プロミス)にもてあそばれる男と女。
大将軍、光明には真田広之。
奴隷役の昆崙にはチャン・ドンゴン、
香港のセシリア・チャン。
ニコラス・ツェーが出演。
真田広之の流ちょう(だと思う)な中国語に
ビックリしました。
スゴイです。
どんな学習方法をしたのか興味あります。
ニコラス・ツェーは
ヘアースタイルも現代的で
冷徹な目が魅力的でした。
所作にも優美さを感じました。
チャン・ドンゴンはヘアースタイル、
衣装的には損な役柄でした。
なんと言っても奴隷役ですから。
走るシーンは余りにも速すぎでしょう。
とても人間技とは思えない。
そういえば白い羽の衣装を着て飛ぶシーン、
華麗なシーンでしたが、
あれも人間じゃなく鳥ですね。
この物語は人間世界の話じゃないのかも。
鳥かごもあったし・・・
イノシシ?牛?の駆け抜ける
特撮映像、迫力ありました。
ねずみの大群の大移動のようにも見えました。
この物語はいったい、
どの方向へ進もうとしてるのか?
不安な気持ちで見ていましたが、
ラストには色々分かってきて、
うまくまとまっていき、
心の中で、一安心といったところです。
結局この映画は主役の三人、
大将軍(真田)奴隷(チャン・ドンゴン)
敵役(ニコラス・ツェー)の
三者三様の一人の女性に対する
それぞれの愛の物語でした。
(HERO)(LOVERS)ばりの映像美と
アクションのすごさ、
エキゾチックな音楽,
それなりに面白く、楽しめる映画でした。