毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
宇宙の謎
妻の母は、今年74歳で一人暮らしをしている。18年ほど前に妻の父が亡くなり、妹も10年ほど前に結婚して家を出て以来ずっと気ままに一人暮らしをしている。妻とは馬が合わないようで、たまに顔をあわせると必ずと言っていいほど口げんかになってしまう。そろそろ我が家に連れて来なければいけないという話をしても、真っ先に妻が反対する。実の親子にしか分からぬ愛憎があるのかもしれないが、困ったものである。
そんな義母のここ数年来の楽しみは、名古屋大学理学研究科天文物理学研究室で開かれる市民講座に参加することである。どういうきっかけでそういう学術的なグループに参加るようになったのかよくは知らないが、ずいぶん熱心に通っている。時々家を訪ねると、レポートなどを見せてくれるのだが、あいにく私たちにはそうした興味がないものだからいつもつまらなそうな顔をしている。10年程前には、チリまで天体望遠鏡の観測に出向いた(なんてん電波天文台)。妻の妹を連れての旅だったが、そのときの縁で妹は今の夫を見つけることができたのだから、あながち道楽でもない。それにしてもただの老婆が天体望遠鏡を見るためだけにわざわざ地球の裏側まで行くのだから、底知れぬパワーの持ち主である。自分の望みをかなえるためなら、どんな苦難をも乗り越えるという性質はきちんと妻に受け継がれているのだから、似たもの同士でそりが合わないのかもしれない。
私の部屋には義母がくれた1m四方の大きな天球図のパネルが2枚置いてある。

インテリアとしてはなかなかいい感じだが、いかんせん大きすぎてどこの部屋に置いても邪魔なため、結局私の部屋に落ち着いた。夜寝ようとして部屋の灯りを消すと、ボーっと星が浮かび上がってきてなかなかロマンチックだ。ほんの一瞬のことではあるが、私の安らかな眠りの助けのなっているのかもしれない。
そんな義母が数日前我が家にやって来て、塾の生徒に配ってくれと葉書きを数枚置いていった。何だろうと思う必要もない、当然のごとく、名古屋大学天体物理学研究室からの案内だった。「宇宙100の謎 大募集」というチラシに次のような説明が載っていた。
宇宙は不思議にみちています。
だから宇宙はいつも、私たちの心をひきつけます。
私たちはだれでも、宇宙について知りたい「謎」をもっています。
そんなあなたの「謎」を教えてください。
プロジェクト「宇宙100の謎」は、あなたが参加してつくる宇宙の質問箱です。
私たちが疑問に思っている、宇宙に関する「謎」をホームページに応募すると、第一線の研究者、研究者の卵、科学館・博物館の天文担当者が私たちとやり取りしながら解答を作っていくというプロジェクトなのだそうだ。やり取りを通じて、「謎」への答えを、もっと分かりやすく、楽しく、「なるほど」と思えるものに育てていき、そうした「謎」からベスト100の謎と回答を選んで本にするという。なかなか面白い企画だ。
早速私も考えてみたが、なかなか思い浮かばない。もうちょっと考えて、一つくらいはぜひとも応募してみようと思っている。
宇宙100の謎 はこちら。
そんな義母のここ数年来の楽しみは、名古屋大学理学研究科天文物理学研究室で開かれる市民講座に参加することである。どういうきっかけでそういう学術的なグループに参加るようになったのかよくは知らないが、ずいぶん熱心に通っている。時々家を訪ねると、レポートなどを見せてくれるのだが、あいにく私たちにはそうした興味がないものだからいつもつまらなそうな顔をしている。10年程前には、チリまで天体望遠鏡の観測に出向いた(なんてん電波天文台)。妻の妹を連れての旅だったが、そのときの縁で妹は今の夫を見つけることができたのだから、あながち道楽でもない。それにしてもただの老婆が天体望遠鏡を見るためだけにわざわざ地球の裏側まで行くのだから、底知れぬパワーの持ち主である。自分の望みをかなえるためなら、どんな苦難をも乗り越えるという性質はきちんと妻に受け継がれているのだから、似たもの同士でそりが合わないのかもしれない。
私の部屋には義母がくれた1m四方の大きな天球図のパネルが2枚置いてある。


インテリアとしてはなかなかいい感じだが、いかんせん大きすぎてどこの部屋に置いても邪魔なため、結局私の部屋に落ち着いた。夜寝ようとして部屋の灯りを消すと、ボーっと星が浮かび上がってきてなかなかロマンチックだ。ほんの一瞬のことではあるが、私の安らかな眠りの助けのなっているのかもしれない。
そんな義母が数日前我が家にやって来て、塾の生徒に配ってくれと葉書きを数枚置いていった。何だろうと思う必要もない、当然のごとく、名古屋大学天体物理学研究室からの案内だった。「宇宙100の謎 大募集」というチラシに次のような説明が載っていた。
宇宙は不思議にみちています。
だから宇宙はいつも、私たちの心をひきつけます。
私たちはだれでも、宇宙について知りたい「謎」をもっています。
そんなあなたの「謎」を教えてください。
プロジェクト「宇宙100の謎」は、あなたが参加してつくる宇宙の質問箱です。
私たちが疑問に思っている、宇宙に関する「謎」をホームページに応募すると、第一線の研究者、研究者の卵、科学館・博物館の天文担当者が私たちとやり取りしながら解答を作っていくというプロジェクトなのだそうだ。やり取りを通じて、「謎」への答えを、もっと分かりやすく、楽しく、「なるほど」と思えるものに育てていき、そうした「謎」からベスト100の謎と回答を選んで本にするという。なかなか面白い企画だ。
早速私も考えてみたが、なかなか思い浮かばない。もうちょっと考えて、一つくらいはぜひとも応募してみようと思っている。
宇宙100の謎 はこちら。
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