三枝草日記

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ベートーヴェン「第九」

2018-11-07 13:08:30 | 音楽

 今日は二十四節気の冬至だが、この時期にしては暖かい小春日和が続いている。今冬は暖冬傾向の長期予報が出ていて、年とともに寒さが堪えるようになってきたので、その通りになれば有難い。昨夜、久し振りに「第九」の演奏会に大阪へ出かけたがコートも要らず暖かかった。夕食をルクア大阪にある「エキ ポンテベッキオ」でとり、午後7時の開演時間に間に合うようにタクシーでフェスティバルホールに向かった。折角のディナーをゆっくり味わいたかったが開演に間に合うように早めに料理を出してもらった。丁度、午後5時の開店から入ってもディナーは2時間程かかるので仕方がない。ここのピッツァは本物へのこだわりがあり、真っ赤なナポリ式薪窯で焼くピッツァは美味しかった。駅ビルに薪窯を設置するのは世界初、前代未聞だそうだ。イタリアンの定番料理や旬の素材を使った料理の数々をカジュアルに、リーズナブルに楽しめるのが良い。フェスティバルホールへタクシーで向かう道中、4日(日)から始まった大阪の風物詩「御堂筋イルミネーション」も垣間見えて綺麗だった。

 今年のトップをきって年末恒例のベートーヴェンの「第九」。年末には「第九」の演奏会が連日のように開かれているが、この早い時期にあるのは珍しい。年末になると忙しくなり、とても行けそうにないが、この機会に思い切って行って良かった。久し振りに聴く「第九」は素晴らしかった。指揮は指揮者の登龍門と言われるフランスの「ブザンソン国際指揮者コンクール」にて、聴衆&オーケストラが選ぶ最優秀賞を獲得し、現在ドイツ東部のドレスデンを拠点に世界的に活躍する齋藤友香理が大フィルとの共演であった。アンコールを兼ねたフィナーレは客席と一緒に喜びの歌を合唱して盛り上がった。今月に入り超多忙な日が続いていたので、よい気分転換になった。



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