三枝草日記

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半夏生

2011-06-30 14:25:04 | ブログ
 今日で6月も終わり、はや1年の半分が過ぎたことになる。心理的な時の流れは、暦年齢に反比例するというが、このところ特に月日の経つのが早く感じられる。7月2日は半夏生、夏至から数えて11日目になり、この頃は半夏という薬草が生える頃と言われている。半夏生は白い花を咲かせ、ドクダミに似た独特の匂いを出す。また、葉が白く変化するところから「半化粧」とする説もある。
 今年は平年より12日も早く梅雨入りしたが、もう梅雨明けしそうな気配である。九州南部は早々と梅雨明けし、連日の猛暑にはうんざりである。24日には埼玉県熊谷市で39.8度、昨日は山梨県甲州市で38.5度を記録し、熱中症で倒れる人が続出した。節電を気にしながらの熱中症対策も大変だ。
 梅雨時期の花は白い花が多いようだ。半夏生しかり、夏椿、クチナシにユッカ、ハマユウも白があるが、庭にはピンクが咲いている。この時期の代表的な花はなんと言ってもアジサイだ。萩も赤色であるが涼しそうな花をつけ、秋の色と少し感じが違うようだ。キンシバイも濁りのない黄色い花を咲かせ、花々を見ていると梅雨のうっとうしい気分も癒される。花の魅力の何と凄いことよ。
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2011-06-22 14:11:42 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は二十四節季の夏至である。日出が4.47、日入が19.16で日が長く、草むしりも夕方の方が涼しくて、はかどるようだ。早くも関東地方では猛暑日になった所があり、群馬県館林では36.5度を記録した。
 太陽が黄経80度を通る日が6月11日頃になり、暦の上での入梅となる。例年、その頃に合わせるように梅雨入りしていたが、今年は平年より12日も早く梅雨入りし、うっとうしい日が続いている。                                                           梅雨の語源は中国から伝わり、黴(かび)の生えやすい時期という意味で、「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたが、かびは語感が悪いため、同じ「ばい」で季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったとする説や「梅の熟す時期の雨」という意味で、元々「梅雨」と呼ばれていたとする説がある。
 他にも日本で「つゆ」と呼ばれるようになったのは、「露」からとも考えられ、梅の実が熟し潰れる時期であることから、「潰ゆ(つゆ)」と関連付ける説もあるようだ。
 今年はその梅が豊作で、大粒の実が枝もたわわに実った。大分熟してきたので梅雨の晴れ間をみて収穫する。木が大きく梯子をかけて、もぎ取り始めたが蜂が巣をしていたりして、一杯に鈴なりになっている上部の枝までは手が届かなかった。
 梅は梅干にしたり梅酒にすると、うめ~ぞ梅干をつくるのは素人には難しく、市販の蜂蜜入りの美味しい梅干のようには、なかなかいかない。どうしても酸っぱい梅干になってしまう。梅干本来の味は酸っぱいものだし「すっぱいは成功のもと」とも言うではないか。
 今年はグミも一杯実を付け、昔なつかしい味に舌鼓をうった。
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大山蓮華

2011-06-09 14:40:22 | 日記・エッセイ・コラム

 今年は例年より12日も早く梅雨入りしたが、ここ数日は梅雨の中休みが続いている。沖縄地方は今日、統計をとり始めて最も早い梅雨明けとなったようだ。ひょっとしたら、この辺りも早く梅雨入りした分、梅雨明けも早くなるかも知れない。そうなると今年は電力事情が逼迫しているので、一層の節電が求められる。6日は二十四節季の芒種であった。稲を植える時分と言われているが、近年は稲の品種の関係か田植えも随分早くなり、植え終った水田では蛙の合唱が聞こえてくる。夜、散歩にでると川面をわたる風が心地よく頬をなで、蛍も飛び交い幻想的な雰囲気を醸し出している。そんな中での散歩は、有酸素運動と相まって副交感神経を刺激し免疫力も高まっているよう感じる。
 今年も大山蓮華が美しい花を咲かせた。大峰山に大群落があるところから、名づけられたようだが別名「深山蓮華」とも言う。「森の貴婦人」の異名もあり上品な美しい花である。サツキも明るいピンクや白の色の花を一杯つけ、梅雨時に心和ませてくれる。名前は分からないが毎年種が落ち、庭一面に咲くピンク色の草花も涼やかである。
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