三枝草日記

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穀雨

2012-04-22 11:57:06 | 四季・天候


 一昨日は24節気の穀雨であった。穀物、植物を潤す春雨の降る時分と言われているが、暦どおり週末よりぐずついた天気が続いている。周りの山々も雨に洗われて、木々の新芽が萌黄色にそまってきた。寒さのため遅れていた春の味覚、タケノコもやっと生えてきた。ところが、地中より出始めた良いところは根こそぎ猪にやられてしまい、人間の口にはなかなかはいらない。
 かろうじて残っていた、ソメイヨシノもこの風雨で散ってしまったが、入れ替わって八重桜が満開になった。大阪造幣局の通り抜けも明日までのようで、生憎の天候になってしまった。花かいどうや散り椿もいまを盛りと咲いていて百花繚乱の春がやってきた。やぶ椿は花ごと落ちてしまうが、散り椿は花びらが一枚一枚散ってゆくので、地面はまるで赤いじゅうたんを敷き詰めたようになている。裏山のぼたん桜は開花が遅く、まだ2,3分咲きである。ソメイヨシノ、八重桜、ぼたん桜とバトンタッチするかのように咲き続け、今年は長期間桜が楽しめそうだ。
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2012-04-15 16:02:01 | 四季・天候
 




 今年は例年より1週間程遅れて、やっと桜が満開になった。夢前川流域でも今が一番の見頃を迎えている。週末とあって、河川敷では大勢の花見客が花見の宴を開いていて、まさに「花よりだんご」のようだ。今年は病害虫の影響があまりなかったようで、花付もよく華やかで美しい。今日の新聞紙上でも、京都府八幡市の背割堤の桜や奈良県吉野山の千本桜が見事に咲き誇っている写真が掲載されていた。今日の日曜日は何処の桜の名所も、大勢の観光客でにぎわっていることだろう。先週の日曜日に同窓会で、赤穂御崎に行った時は、まだ2,3分咲きであった。同窓会も大いに盛り上がり、旧交をあたためることができた。アルコールの勢いもあり、宴席で今度の世話役を仰せつかり、毎年開催することに決まった。
 桜の見頃もせいぜい1週間位かな。「いろは歌」や「般若心経」に「色即是空」「空即是色」とあるように、本当に儚いものだ。林芙美子も「花の命は短くて、苦しき事のみ多かりき」と詩っている。
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誕生日

2012-04-04 15:01:43 | 記念日
 
 今日は二十四節季の清明であり、28才(気持ちだけは)の誕生日でもある。清新明暢の気が充満する時分といわれ、これから百花繚乱の好季節を迎える。今週の日曜日には同窓会も予定されていて、年を重ねるごとに久しい友と会うのは、待ち遠しいものである。「友あり 遠方より来る、また楽しからずや」
 昨日は爆弾低気圧が日本列島を直撃し、大荒れの天気となり、とんだエイプリルストームとなった。北からの寒気と南からの暖気がぶつかり、日本海上空で低気圧が急速に発達し、そこへ気圧の谷が接近、そんな条件が重なったためらしが、こんな台風並みの低気圧は過去にもあまり例がないようだ。
 暴風雨が吹き荒れ、遅咲きの梅は殆ど散ってしまった。桜のつぼみも、やっと膨らみかけ、来週には待ちに待った花見ができそうだ。寒さの影響で開花が遅れていた椿がやっと、見頃を迎えた。裏山にはやぶ椿が100本余りあり、今を盛りと咲き誇っている。庭の椿も負けじと大輪の花を咲かせ、まるで椿山荘の風情だ。
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