今日は二十四節季の雨水である。雪が雨に変わる時期と言われているが、今週も寒い日が続いている。来週になると暖かくなるようで三寒四温と言うべきか。関東地方は昨日も積雪を記録したようであるが、今月になって8日も雪が降ったようだ。関東地方では今年は特に雪の日がが多いようであるが、これも温暖化の影響であると天気予報で解説していた。つまり西高東低の冬型の気圧配置が長く続かず、太平洋岸を低気圧が次々と通過し、北からの寒気のタイミングがあうからだそうである。
こんな寒い日は山仕事をするのが一番である。伐採していた椎茸の原木になるコナラを、適当な長さに裁断しほだ木を作る。今年はなめたけ、ひらたけにも挑戦、その原木になるほうの木、桜の木を伐採する。ほうの木は山に多くあり、木も柔らかいので伐採し易いが、山桜は少なく、その上大木に成長しているので、適当な大きさの枝を払うことにする。二またに分かれている箇所より切断したが、枝の先が絡まってしまい梯子をかけて、チェンソーは危険を伴うので、ノコギリで時間をかけて切り落とす。こんな作業をしていると、今日のような寒い日でも汗ばむ程である。体は芯まで暖まり、暖房は要らず、きのこが生えてくる楽しみもあり、まさに一石三鳥である。
昨日は先週の寒波とは一転、4月頃の陽気となり福岡では22℃の気温を記録、兵庫県下でも20℃近くまで上がったところもあったようで、動いていると上着も要らない位で、車の中もエアコンを25℃の温度設定にしていると、冷房に切り替わっていた。寒かったり暖かくなったりすると、体の調節が大変である。風邪をひかない様に気をつけなくては。
そんな中、総代さん方と宝塚市山本の植松造園まで植木の下見に行く。雨の予報が出ていたので、心配していたが良いほうに外れ、暖かい好天に恵まれて良かった。そこで庭造り、植木の選定、費用等について概略の説明を受け、赤松を植えることに一応決め、山本周辺の造園を下見してから、松の本場、池田市まで向かう。
赤松のある所は少ないように聞いていたが、さすが松の本場だけあって、見事な赤松が置いてあった。あとは値段との相談であるが、近々、植松造園さんが松の価格表を持って、寶積院の庭園の下見も兼ねて来て下さるように相談がまとまった。予算も何とか目途がつきそうで、一歩前進宝塚まで行った甲斐があった。