三枝草日記

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春爛漫

2017-04-27 13:36:27 | 日記

 待ちに待った春本番、春の花が一斉に花開き、心もウキウキ正にスプリングである。4月生まれの所為か秋よりも春の方が好きである。この年になると誕生日といってもピンとこないが、フェイスブックの友達からも沢山の誕生日メッセージを頂いた。「老春」と言う言葉もあるようで無限の希望と不屈の向上心を持って「老春」楽しみたいと思っている。この季節になると思い出すのが、西行法師の「願わくば花の下にて春死なん、その如月の望月のころ」である。この花が桜か梅か諸説あるようだ。日本人は何故桜に惹かれるのだろうか。国民に最も愛好され国花にもなっている桜、豪華に咲き散り際も潔い。そのはかなさ、無常観が日本の美学に合うのかも知れない。10日には大和路の花見を楽しみ、桜も染井吉野、八重桜、牡丹桜が次々と咲きこの月は桜を堪能できた。桜に負けじと庭の花々も次々と咲き百花繚乱、花海棠、花蘇芳 (はなずおう)、にドウダンツツジ。ドウダンツツジは春には白い壺形のかわいらしい小花が咲き、秋の紅葉もすばらしく二度楽しめる。間もなく霧島つつじ、平戸つつじも咲き始め庭が一層華やかになる。この時期になると筍も生え始めるが、イノシシに竹薮を荒らされ、大きくなる前のタケノコを全部掘り返され、なかなか美味しいタケノコにめぐりあえない。それでも、4月も半ばを過ぎ猪が見落としていた筍をやっと掘ることができ早速食卓へ、この時期の筍が一番美味しい。

 

 

 

 


大和路の枝垂桜めぐり

2017-04-11 11:45:22 | 旅行

 昨日大和路の桜見物に行って来た。東大寺や法隆寺周辺の有名観光地にはよく行ったものだが、この辺まで足を延ばしたことは無く、ましてや桜のシーズンに行ったこともなかった。桜や紅葉の時期はその年の気温によって当たり外れがあるものだが、今年は3月に気温が上がらず開花も1週間程遅れた。昨日は天気予報では雨模様の予報が出ていたが、少し肌寒かったものの雨は降らず桜も見頃を迎えていた。しかも、週末後の月曜日だったので、道路も空いていて観光客も比較的少なく幸運な大和路めぐりとなった。

 まず最初は郡山城跡へ、城周辺にある約1,000本の桜が丁度見頃を迎えていた。次はNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングに採用され一躍有名になった日本一の枝垂桜「又兵衛桜」がある大宇陀へ向かった。此処の桜も今年は開花が遅れていて8分咲き位であったが、それでも十分見ごたえがあった。本郷・又兵衛桜(瀧桜)は幹周3m、高さ13mもあり、幹から大きく枝を広げ、樹齢300年とも言われる見事な枝垂桜で、地元では武将・後藤又兵衛の伝説にちなみ「又兵衛桜」とも呼ばれている。屋敷跡の石垣の上にあり、周囲には桃の木もあり桃の花が丁度満開を迎えていて桜と桃のコントラストが何んとも美しかった。郡山城跡、又兵衛桜とハシゴし最後は大野寺に行って来た。近くにある室生寺は有名であるが、私も知らなったこの寺は修験道の開祖「役行者」によって創建されたと言われている。小さいお寺であるが樹齢約300年の小糸枝垂れ桜2本と、樹齢約100年の紅枝垂れ桜30本が華やかに咲き誇り桜の寺として有名です。帰りにちょっと寄ってみた東大寺界隈は観光客で大いに賑わっていた。古都の桜は格別の美しさがあり、その桜を堪能でき大仏前で買った奈良名物の柿の葉寿司は何とも美味しく今日はハッピーな一日となった。