三枝草日記

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歌舞伎

2011-09-16 17:30:38 | 教養・文化
 昨日、歌舞伎の招待券を貰ったので大阪新歌舞伎座へ行った。以前、新歌舞伎座は難波にあったが、上六に移転開場して1年になる。新歌舞伎座新開場1周年記念、九月松竹大歌舞伎と銘打って、中村勘三郎の病気復帰の舞台となった。夜の部の「お祭り」では「申酉の花も盛りの暑さにも」と清元が語り出して開幕、中村勘三郎のいなせな江戸の鳶頭が、首抜きの衣装で華麗な踊りを披露すると、待ってましたっ!中村屋!と客席から大きな声がかかった。この「お祭り」は病気復帰の舞台に出すことが多いようである。片岡仁左衛門もこれで復帰を飾ったようで縁起の良い踊りだそうだ。最後はお馴染み長谷川伸作の「一本刀土俵入り」であったが、七之助や勘太郎の熱演に時間の経つのも忘れていた。年末の京の風物詩、京都南座の吉例顔見世興行には毎年欠かさず行っているが、今年はどうしうかな、迷っちゃうな。
 行く途中、大阪ステーションシティのルクアに寄って見た。開店直後の5月に来た時には、大阪三越伊勢丹や大丸を見て回るのに精一杯で、ルクアには足を伸ばせなかった。洋服、雑貨、コスメなど198店舗が入っている商業施設であり、百貨店等が軒並み売り上げ不振のなか、ルクアは開業以来、業績絶好調とあって大勢の買い物客で賑わっていた。ファッション店の中には、まだ残暑が厳しいにも拘わらず、店員さんが毛皮を身にまとって売り込んいるのには驚いた。ファッションは季節を先取りすると言われるが、それもうなずける。田舎に住んでいると、こんな光景を目にするすることはないので、たまに町に出てみるのも刺激になっていいな。今月は東京と大阪へ出て、都会の空気を吸って、今流行のファッションに接し、オシャレ感覚が少し身についたよ。ルクアの客層は若い奇抜な服装の女性が多く、我々の年代層はあまり見かけられず、やや場違いな感じもしないでもなかった。時間も余りなかったので、ざっと見てウインドウショッピングは終わりにして地階に下り、目当てのソフトクリームが何とも美味しかった。これでは店も儲からないな。
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