三枝草日記

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京都観光

2015-01-20 15:55:34 | 旅行

 今日は大寒の入り立春までの15日間、最も寒さが厳しい時期とされる。京都の北野天満宮ではもう梅が綻び始めていた。庭の蝋梅も馥郁とした香りを漂わせ、春の足音がそこまで聞こえてきた。「冬来たりなば春遠からじ」とか、間もなく待ちに待った春がやって来る。

 昨日は正月からの仕事も一段落し息抜きと4月の団参の下見も兼ねて京都へ出かけた。非公開文化財も特別に見学できる「京の冬の旅」の定期観光バスに乗車した。まず享保11年(1726)創業の洛中最古の歴史をもつ蔵元である松井酒造へ行き、普段は見ることができない酒造りを見学し日本酒の試飲もした。マンッションの1階にある珍しい酒蔵で太陽光発電も備え近代的な設備で酒造りが行われている。京都の有名寺社の御用達になっており最高級品の「神蔵」はなかなか手に入らない。当日も完売になっていたが、試飲してその美味しさが分かった。昼食は天正年間創業の老舗料亭「山ばな平八茶屋」で名物「麦飯とろろ」の京料理を楽しんだ。若桜街道に面した「騎牛門」をくぐると600坪の庭園が広がっており、その中に建つ座敷で味わう「麦とろろ」は格別の味がした。見た目にはボリュームはそんなにないように見えたが、食べ終わると満腹感に満たされていた。昼食後はしば漬けの老舗である八瀬にある土井志ば漬本舗で「千枚漬」の漬け込みの実演見学をした。その後、北野天満宮を参拝し境内で創業天正年間の老舗「長五郎餅本舗」で秀吉が命名したと言われる名物菓子「長五郎餅」を賞味した。やわらかな羽二重餅に、こし飴を包んだ餅の食感は素晴らしく2つも平らげた。丁度、孫の大学センター試験も18日に終わり2月に大学入試を控えている時でもあり、学問の神様をお祀りしてある北野天満宮にお参りでき、お守りも買ってきた。定期観光バスでないとこれだけ効率よく観光地を回れない。京都の代表的な食べ物を味わい、普段見ることができない場所も見学できて最高の気分転換が出来きた。明日からのパワーも湧いてきた。

 

 

 


小正月

2015-01-15 14:43:13 | 日記

 今日は小正月、かって成人の日であった。この日は小豆粥を食べる風習もあったが、大分廃れてしまっているようだ。この間正月を迎えたと思ったら、2週間が瞬く間に過ぎ去っていった。元日の朝、何時も通り裏山の三十三観音に上った。眼下に広がる見慣れた風景も年が改まると、きりりと引き締まり何時もの風景と違ったように見えるから不思議だ。山頂の冷気に触れながら新年に当たって気持ちを新たにした。それにしても今年の冬は寒い日が多い。長期予報では暖冬予報もでていたが、先のことを見通すことは難しいようだ。正月から寒波に見舞われ、早朝より雪掻きに追われた。正月に当地で雪が降った記憶は近年ではないように思う。この程度の雪で大慌て、雪国の方々の生活の苦労は大変だろうとつくづく思った。

 正月3が日が終わると、4日には来客の合間を縫って、池内先生より招待を受け、息子さんの公演テノールとバリトンの饗宴を聴きにパルナソスホールに行った。6日には退職公務員連盟の研修会・新年会(まねき食品)の後、10日(土)で閉館する黒田官兵衛大河ドラマ館へ滑り込みで行くことができた。灯台下暗しとはよく言ったものである。エキストラで出演した時の場面もあり懐かしい想いがした。9日は保育園の評議員会と新年会(ホテル日航)、10日は同窓会(夢乃井)、11日は村の新年会(ほたるの里)、12日は福聚教会の新年会と立て続けに宴会や行事が続いた。今日になってやっと落ち着き、雨の日を利用して18日の世話人会・新年会の準備に取り掛かった。こんな時に事務的な作業をするのはうってつけである。事務的な作業も結構疲れるもので、昼食は近くの「夢やかた」でとり英気を養った。