三枝草日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

味覚の秋

2017-10-02 13:33:15 | 食・レシピ

 早や10月、間もなく秋祭りのシーズンに入り、笛や太鼓の音が聞こえてくる。負けじと虫たちの鳴き声も喧しい。秋と言えば何といっても味覚の秋、裏山の栗も今年は豊作で栗拾いも結構疲れる。但馬の知人から秋の味覚の王者松茸が送られてきた。早速、松茸ご飯にして頂いたが何とも美味しかった。40年程前まで裏山でも松茸が生えていたが、松くい虫で赤松が全滅し松茸狩りもできなくなってしまった。当時、山に上がれば大きい松茸が数十本は採れたので、土瓶蒸しや焼松茸にして食べたことが懐かしく思い出される。今は松茸の代わりに椎茸、ヒラタケ、ナメタケを栽培しているので、気温が下がってくると生えてくる。北海道産のとうもろこしも頂いたが、これも甘くておいしかった。義弟が赤穂でなく日本海で釣ってきたアコウという魚、初めて食べたけどクセや臭みもなく肉質も引き締まっていて美味しかった。姿形も美しく美味で数も少ないことから、最も高級な魚のようだ。一般の店頭に並ぶことはほとんどなく特に大型のものは高級料理屋に直行するそうだ。これからは果物も豊富に出回る時期になり味覚の秋を堪能できそうだ。


味覚の秋

2016-10-10 13:13:48 | 食・レシピ

 今日は久し振りに澄み切った青空が広がって気持ちがいい。9月中旬より台風が次々と来襲し天候不順な天候が続き、極端な日照不足となり野菜の生育も遅れ高値となっている。今年は10日が体育の日となった。1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開会式が行われた10月10を、1966年(昭和41年)から国民の祝日となり、最初の体育の日は10月10が月曜日であった。 2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日となっている。体育の日として祝日になった当初は、この日に学校の運動会や体育大会が行われていた。昨今運動会や体育大会も様変わりし夏休み明けの9月中まで早まり、最近は熱中症対策として春に行う学校が増えているようだ。播州地方の秋祭りも3連休に行うところが多く、毎年日が変わり昨日が当地の秋祭りであった。

 秋と言えば米や果物が収穫期を迎え正に味覚の秋でもある。今年は珍しいブドウを貰った。品種改良でいろんな新しい美味しいブドウが栽培されているようだ。近所の方が無農薬で栽培されている、希少品種のクイーンニーナは食味に優れ香りも良く、大粒の赤色ぶどうとして注目されていているようだ。更に京都の方からは5種類のブドウ(世界中で長野の農園しか作られていないと言うしなのくれない、シナノスマイル、ブラックオリンピア、シャインマスカット、巨峰)を送って頂いた。自宅で栽培されている黒豆や手作りの祭りのご馳走も頂き味覚の秋を堪能した。家庭菜園では冬瓜が沢山なっていて大きいものは7キロ程もあった。

 秋の七草の藤袴が満開になる頃に毎年やって来るアサギマダラが今年も飛んできた。ここが気に入ったようで、南へ移動中に今年は10匹近くが蜜を吸いに飛来した。アサギマダラは2000キロも旅をする蝶として知られていて、2日間で740キロもの海上移動することがある。アサギマダラは他の蝶に比べて生態が解明されていない部分が多く謎に包まれた蝶と言われている。春から夏にかけて本州等の標高1000メートルから2000メートル程の涼しい高原地帯を繁殖地とし、秋、気温の低下と共に適温の生活地を求めて南方へ移動を開始し、遠く九州や沖縄、さらに八重山諸島や台湾にまで海を越えて飛んでいく。海を渡って1000キロ以上の大移動になる。台湾・陽明山まで飛んだのはこれまで5個体が確認されているが、これなど2100キロの飛翔になる。よく観察していると翅にマーキングされている蝶を見つけた。白山とマーキングされているので、はるばるスーパー林道で有名な白山から飛んで来たようだ。此処から南下して何処へ旅するのだろう。アサギマダラはどこからどこへ、どのようなルートで旅をするのかを解き明かす方法として、「マーキング調査」が始まっている。庭では紅白のシュウメイギクも咲き始めたが、春の花であるシャクナゲが咲いた。戻り花、帰り花、狂い咲き調べてみると西洋シャクナゲに2回咲く品種があるようだ。

 

 


2011-12-07 16:54:21 | 食・レシピ

  今日は二十四節気の大雪であり、今月は1年の締めくくりのたいせつ(大切)な月でもある。もう雪が降ってもおかしくない頃であるが、穏やかな天気が続いている。しかし北海道や東北地方からは雪の便りが届いていて、日本列島は南北に長く、特に冬場は寒暖の差が大きいようだ。                                     
  先月から忙しい日が続いていたが、大きな行事も終わり仕事も一段落したので、気分転換を兼ねて蟹を食しに出かけた。但馬地方にはまだ雪もなく、距離的にも近いので車をとばしてとも思ったが、最近は車での遠出もおっくうになり、JR「かにカニ日帰りエクスプレス」を利用して城崎まで出かけた。                           
 特急はまかぜ号にゆられ、まだ残っている紅葉を車窓から眺めているうちに、城崎に着いた。列車は殆どが蟹と温泉目当ての人が多かったようで、グループや団体らしき客は缶ビール片手に大賑わいで、大いに盛り上がっていた。列車の旅ものんびりと情緒があっていいものだ。
 昼過ぎに旅館に到着、早速蟹尽くしの昼食となった。茹で蟹、蟹蒸し、蟹刺し、焼きがに、丹波牛豆乳しゃぶ、蟹釜飯と次から次へと御膳にならび、まさに蟹三昧(城崎の写真も三枚)であった。その後、温泉に浸かり極楽、極楽。
 今年は12月になってもまだ紅葉が残っていて、遠く紅葉の名所に出かけなくても、近辺の紅葉を眺めていて十分であった。珍しく庭の八重桜の葉もきれいに紅葉した。紅葉を満喫し、温泉のこうよう(効用)で気分もこうよう(高揚)してきたぞ。蟹と温泉で英気を養って、これから迎春準備だ。
20111207_2_4
20111207_3_4
20111207_4
20111207_5
20111207_8_2
20111207_6
 
 

きのこ

2011-11-19 12:03:56 | 食・レシピ
 秋も深まりこの辺りでもモミジやカエデ、イチョウが色づき始め紅葉の季節がやってきた。
今年は11月になってからも暖かい日が続き、若干紅葉は遅れ気味のようだ。秋はまた食欲の季節でもある。その食欲をそそる、きのこが生えてきた。30年あまり前までは裏山でも松茸狩りができたが、松枯れで赤松がなくなり、山は荒廃してしまい松茸狩りは昔話になってしまった。終戦直後、離れ座敷に疎開されていた、西宮冷蔵の水谷さんが進駐軍を松茸狩りに招待され、その時アメリカ人に初めて接し、驚いたことを子ども心に憶えている。終戦前後の食べる物もない食糧難の中、すき焼きの強烈な匂いに誘われ離れ座敷に行き、じろじろとひもじそうに眺めていた。するとラモート中佐という人がつかつかと近寄って来て、とっさに私を抱き上げた。じろじろと珍しそうに見ていたので、何かされるのではないかと、母親は身構えたそうだが、あまりに可愛い子だったので思わず抱っこしたようだ。アメリカ本土にいる自分の子とオーバーラップしたようだ。そんなことが今でも心に強く残っている。そんな可愛かった子が今はもう古希をむかえている。数年前、雪印食品の牛肉偽装を内部告発し一躍時の人になったのは水谷さんのお孫さんである。「西宮冷蔵たったひとりの反乱」としてNHKでもドラマ化され大きな反響を呼んだ。民放各局でもニュースやドキュメンタリー番組で大きく報じた。
 椎茸が例年より早く生えてきたようで、続いてヒラタケ、ナメコがぎっしり生えてきた。ヒラタケはどんな料理にも合うようだが、やっぱり鍋物が最高かな。ナメコは汁物、和えものによい。今年は柿も豊作で鈴なりになっている。柿を採る作業も大変だったが、干し柿にしてみると出来具合も上々のようだ。その様は周りの情景と相まって秋の風物詩のようである。
 来月よりフレッツ光が入ってくるので、思い切ってパソコンをWindows7に買いかえた。周辺機器が新しいパソコンに対応せず、戸惑ったがやっと繋がるようになった。CORE17の23インチ画面で見やすく、ブルーレイディスクも内蔵していて、ひかりTVも視聴できる優れものである。前に使っていたXPと比べると格段の進歩をしていて素晴らしい。ソフトも充実していて当分パソコンに向かう時間が多くなりそうだ。ブログも今回初めて打ってみたが、ノートで使っているVistaよりもはるかに使い易すそうだ。
Img_1003
Img_1547
Img_1549
Img_1550
Img_1928
Img_1929
Img_1930
Img_1935