今週、念願であった沖縄方面の旅行に出かける。退職後、北海道、東北地方へはよく出かけたが、西に向かって旅するのは初めてである。毎年のように九州方面へは修学旅行で行っていたが、退職するまで日光より北へは行った経験がなかった。そのため旅行に行くとなると自然に北へ北へと向かったようである。30数年前、子供が小学生の頃、飛行機を体験させるために沖縄へ行ったことはあるが、それ以来縁がなかった。3年前にも予定をしていたが、急用が入りキャンセルしたので余計沖縄への思いが強かった。この度、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートに宿泊する、八重山周遊モニターツアーの募集があり、格安の費用でもあったので参加した。
1日目は一旦ホテルにチェックインした後、旧き良き八重山の家並みを再現したテーマパークである石垣やいま村を見学し、琉球芸能ショウを観賞しながら夕食をとる。
2日目は竹富島・西表島観光に出かける。竹富島では赤瓦と珊瑚でできた家並みを水牛車で通り、星砂の浜へ行った。赤瓦の屋根と珊瑚の塀とが見事にマッチし独特の景観をかもし出していた。珊瑚の塀は目隠しと防風、防火の役割も果たしているようだ。その後西表島に渡り、亜熱帯植物の生い茂る由布島へ、遠浅の海を潮風を受けながら水牛車で渡る。次に日本最大のマングローブが生い茂る、仲間川をクルーズする。ここでは大潮にあたり、吃水が浅くスクリューが川底につかえ座礁しそうになり、残念ながら上流までは行けなかった。石垣港に高速船で帰り、近くの商店街や公設市場等を散策しながら買物をしたりして、歩き疲れたところで、名物の石垣牛のステーキ店に入り夕食を済ませる。石垣港周辺が一番の繁華街のようで観光客が多く活気に溢れていた。
3日目は瑠璃色の海を表現した焼物を作っている、石垣焼き窯元を見学の後、川平湾に向かいグラスボートで美しい海を散策する。
豪華リゾートホテルに連泊、コーラルウィングのゲストルームはゆったりしており、朝食も約40種類のビュッフェが用意されていて、優雅なひと時を過ごすことができた。マリンブルーとエメラルドグリーンの海、本土では見られない亜熱帯の美しい花が咲き乱れ、何もかもが珍しく、素晴らしいものばかりで、心行くまで癒された旅であった。
この旅行には更に付録があり、行く時神戸空港で息子が担任してもらった、佐用町の陰木先生に偶然出会った。更に帰りは、乗り継ぎの那覇空港発の機中で、満願寺の関 浩章さん夫妻に出会い世間は本当に狭いなと思った。地元の佐用町に陰木先生が帰ってから殆どあったことがなく、この3月が定年だそうで、こんな所で会うとは思ってもみなかった。
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by saegusa1753