今月21日に大寒に入り暦通り暖冬から一転して寒波が次々と襲来、先週の18日(月)には東京でも雪が降り交通機関が大混乱した。20(水)日には今冬初めて播州地方にも雪が降り自宅周辺でも約10㎝の積雪があり雪掻きで汗を掻いた。新雪の上を歩くと靴跡が綺麗に残っていたので、こんな句を思い出した。雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡 「田捨女」 靴では二の字にならないなあ。この程度の雪で大騒ぎしているのに雪国の方は大変なことだとつくづく思う。偏西風が大きく蛇行し西日本に寒気が入り、昨日は南国奄美大島でも115年ぶりに雪がちらつき長崎では過去最高となる積雪17cmを記録した。昨日から今朝にかけても厳しい冷え込みとなり室内の温度計は氷点下、洗面所の水道は出難かった。沖縄本島でも観測史上初の雪(みぞれ)が観測されホームセンターではストーブを買い求める人もあったようだ。今週末には寒波をもたらした偏西風は東へと移動していくため、冬型もゆるみ暖かさが戻ってくるようなので有り難い。
何時もJR姫路駅に直行し市内に出ることは滅多にないが、一昨日は所用もあり良い機会だったので、案内を貰っていた姫路山陽百貨店で開催されている郷土作家展に行くことができた。元同僚の三浦先生は姫路城の古材を使用した古材盆と古材銘々皿を出品し案内状にも写真が掲載されていてメインの作品のようである。教え子の野間君も岡山で工芸の制作をしていることは同窓会の時に聞いていたが、作品を見られて良かった。大樹孝啓書写山圓教寺住職さんの講演会が山陽百貨店の主催で今月13日にあったが、作品展に書も展示されていた。会場でたまたま久方振りに元同僚に出会い話し込んでいる内に時間も経過した。会場の上の階では北海道物産もやっていたので、少し買い物をし次の研修会場へと急いだ。