三枝草日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

寒波襲来

2016-01-25 13:48:19 | 四季・天候

 今月21日に大寒に入り暦通り暖冬から一転して寒波が次々と襲来、先週の18日(月)には東京でも雪が降り交通機関が大混乱した。20(水)日には今冬初めて播州地方にも雪が降り自宅周辺でも約10㎝の積雪があり雪掻きで汗を掻いた。新雪の上を歩くと靴跡が綺麗に残っていたので、こんな句を思い出した。雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡 「田捨女」 靴では二の字にならないなあ。この程度の雪で大騒ぎしているのに雪国の方は大変なことだとつくづく思う。偏西風が大きく蛇行し西日本に寒気が入り、昨日は南国奄美大島でも115年ぶりに雪がちらつき長崎では過去最高となる積雪17cmを記録した。昨日から今朝にかけても厳しい冷え込みとなり室内の温度計は氷点下、洗面所の水道は出難かった。沖縄本島でも観測史上初の雪(みぞれ)が観測されホームセンターではストーブを買い求める人もあったようだ。今週末には寒波をもたらした偏西風は東へと移動していくため、冬型もゆるみ暖かさが戻ってくるようなので有り難い。

 何時もJR姫路駅に直行し市内に出ることは滅多にないが、一昨日は所用もあり良い機会だったので、案内を貰っていた姫路山陽百貨店で開催されている郷土作家展に行くことができた。元同僚の三浦先生は姫路城の古材を使用した古材盆と古材銘々皿を出品し案内状にも写真が掲載されていてメインの作品のようである。教え子の野間君も岡山で工芸の制作をしていることは同窓会の時に聞いていたが、作品を見られて良かった。大樹孝啓書写山圓教寺住職さんの講演会が山陽百貨店の主催で今月13日にあったが、作品展に書も展示されていた。会場でたまたま久方振りに元同僚に出会い話し込んでいる内に時間も経過した。会場の上の階では北海道物産もやっていたので、少し買い物をし次の研修会場へと急いだ。

 

 


京都冬の旅

2016-01-13 11:10:58 | 旅行

 3連休の過密スケジュールを何んとか乗り切り気分転換を兼ねて京都に出かけた。冬の京都は観光客も少なく凛とした空気感が漂い、行楽シーズンには行けない人気スポットをゆっくり見て回れるので毎年この時期に京都を訪れている。まず西尾八ッ橋の里(西尾八ッ橋別邸)に行った。本家八ッ橋西尾は元禄年間創業の京都を代表する銘菓「八ッ橋」の老舗である。財界人・河原林樫一郎の邸宅として大正8年に建てられた数寄屋橋風書院の建物の庭には樹齢150年を超える椋の大木があり「八ッ橋」の由来として「かきつばたの池」が再現されている。門に掛かる看板は比叡山延暦寺の千日回峰行を2回満行された行者として有名な酒井雄哉大阿闍梨の書である。高倉健さんの座右の銘の送り主でもある。「往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし」

  昼食はミシュラン三ツ星「瓢亭」の松花堂弁当。瓢亭は約400年前の元禄年間に、南禅寺の腰掛茶屋として発祥し「懐石料理の瓢亭」として全国的にも名高い京都屈指の老舗料亭であり一度は行ってみたかった料亭である。一子相伝の名物「瓢亭玉子」や季節の素材を上品に活かした京料理は美味しかった。歴史ある建物と味、接客もさすが三ツ星の料亭である。

 昼食を済ませ「葵祭」で有名な世界文化遺産・下鴨神社へ向かった。昨年21年に一度の式年遷宮を迎え社殿の大規模な修復がなされ、マンション建設の問題も報道され話題も多く行ってみたかった。下鴨神社は正しくは「賀茂御祖神社」といい上賀茂神社は「賀茂別雷神社と言うそうです。下鴨神社、上賀茂神社と字が違うのは通称名で紛らわしいくならないためだそうです。ここで頂いた「小豆粥」は美味しかった。小豆粥は邪気を払い万病を除くと伝えられる日本古来の新春の風習でもある。その後スタバで少し休憩してから錦市場を散策し早めに家路についた。


正月

2016-01-03 17:05:37 | 日記・エッセイ・コラム

 明けましておめでとうございます。年末年始は家族が揃い賑やかになりアッという間に過ぎてしまう。年末のほたるの里での忘年会には息子の嫁は銀行の仕事が年末ぎりぎりまであり出席出来なかったが、新年会は全員揃って祝うことができた。

 正月三が日は季節外れの暖かさになり桜が咲く頃の陽気となった。正月三が日としては記録的な暖かさとなる可能性がある。こんな暖かい正月は記憶にない。そんな陽気に誘われて眠っていたロウバイも狼狽気味?例年より早く咲き始めた。裏山の赤、白色の薮椿もはや見頃を迎えた。春を先取りして紅白の梅が開花し、レンギョウ、ユキヤナギも数輪咲いた。一足飛びに春がきた、びっくりポンや 極め付きは畑の畔で夏の花ヒマワリが咲いていたが、年末の朝方の冷え込みで色褪せてしまった。エルニーニョ現象が春頃まで続き暖冬予報もでていて暖さが続くのは有り難い。