三枝草日記

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紅葉狩り

2017-11-29 18:28:33 | 旅行

 昨日はポカポカ陽気の小春日和、今月中旬頃より12月並みの寒い日が続いていたので、よけいに暖かく感じた。一転して28日は前日に続き気温が上昇、姫路では17・9度を記録した。最近は気忙しい毎日が続いていたが、少し気分的に余裕もできたので,気晴らしも兼ねて今年最後の紅葉狩りに出かけた。まず岐阜県の多良峡に行った。多良峡は全長2.2 ㎞ほどの渓谷で、「飛騨・美濃紅葉33選」にも選ばれている。10年程前から新たにカエデが植栽され、カエデの木はまだ小さく本数もそんなに多くない。多良峡内にある森林公園では吊り橋や遊歩道が設置されており、清流に映える紅葉をより身近に楽しむことができた。

 昼食後、鶏足寺に向かった。鶏足寺は行基によって開かれ、最澄が再興したと伝わる己高山の寺院の1つでもある。例年、11月中旬から下旬にかけて、約200本のモミジが色付き、静かな境内を鮮やかに染めている景色を期待して行ったが、写真にある落葉が赤いじゅうたんを敷き詰めたように見える風景は見られなかった。それでも鶏足寺に至る参道脇の紅葉はまだ残っていて見事であった。参道を往復して茶店で一休みし、汗をかいた後の甘酒は美味しく疲れも吹き飛んだ。

 最後に久し振りに東近江の奥座敷と言われる永源寺に寄ってみた。何年前に行ったか忘れてしまったが、前回行った時の印象はまるで残って残っていなかった。永源寺は臨済宗永源寺派の大本山のであり、通称「もみじ寺」とも言われ赤や黄色に色付いたモミジに埋め尽くされた境内の風景は日本の 美しい秋を感じさせる。参道にある眼鏡をかけたユーモラスな地蔵さんが目にとまった。

 


晩秋

2017-11-14 14:10:56 | 日記・エッセイ・コラム

 早や立冬から1週間経ち、朝晩はめっきり冷え込むようになり暖房の温もりが恋しい季節となった。紅葉(黄葉)の便りもあちこちから聞かれるようになり、これから紅葉の見頃をむかえる名所旧跡では多くの紅葉狩り客で賑わうことだろう。先月の週末に日本列島を襲った台風21号、22号により裏山の杉が数本倒れ、紅葉前のカエデやモミジの枝も折れる被害がでて、その後始末も大変だった。シルバーに頼んでもなかなか来てくれず、義弟や孫、教え子の協力により今月初めにやっと方が付いた。教え子は倒木の処理から車庫、倉庫のスレートや雨樋の修理までしてくれたので有り難かった。

 浜坂の知人より6日に解禁になったばかりの松葉ガニが送られてきた。早速、カニすき鍋にして美味しくいただいた。冬の味覚の王者松葉ガニ、甘く上品で口にほおばるとギュッと心地よい弾力性のある食感を持ち極上の味だった自家製のユズ、スダチ、椎茸も鍋物には欠かせない。今年はカボスは実を付けなかったが、鍋物料理がおいしい季節になりユズは、ぐつぐつ煮込んだ野菜や肉、魚の味を引き立てる。スダチはすがすがしい香りで料理を引き立てる。今年は天候不順とホダ木も古くなり、なかなか椎茸が生えてこなかっが、やっとこの時期になり少し生えてきた。新鮮な生シイタケは鍋物の味を一層引き立たせる。