三枝草日記

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総選挙

2009-08-31 16:13:10 | 国際・政治

 昨日は第45回衆議院総選挙が行われ、遅くまで開票速報を見ていたので今朝は寝ぼけ眼で新聞に目をとおしていると、各紙とも民主党圧勝、政権奪取の活字が大きく躍っていた。 開票速報も事前の世論調査や出口調査をもとに出されるので、開票があまり進んでいなくても早々と当確が出て、8時の投票終了間もなく民主党の300議席獲得の予想を出していた。そして、ほぼ選挙前のマスコミの世論調査通りの結果になったようである。

 今回は国民の選挙に対する関心も特に高く、期日前投票も定着し投票率も69%前後で、小選挙区比例代表制になってからの最高となったようである。選挙権を得て半世紀、棄権したことは一度もなかったように思う。国政選挙、地方選挙と何回投票に行ったことだろう。民主政治において参政権を行使するのは当たり前のことだ。今回も9時過ぎに投票所に行ったが、これまでになく大勢の人が投票に行っているのに驚いた。入り口では共同通信の出口調査が行われており、調査に協力した。以前は口頭で答えた程度だったが、今回は調査用紙の設問に記入する方法であった。世論調査の確率の高さに納得した次第である。

 自民党では閣僚や有力者が小選挙区で次々と落選、公明党でも小選挙区で全敗と与党に厳しい審判が下った。自公政権へ逆風の中での選挙で、政権交代が現実のものとなった。選挙で政権が交代するのは日本憲政史上初めてのことである。議院内閣制のもとで、イギリスのような2大政党による政権交代が望ましいのではないか。民主党のマニフェストを実現するにあたって財源等の課題も多いことも事実である。これから民主党政権のお手並み拝見である。