三枝草日記

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WBC

2009-03-24 21:25:31 | 野球

 今日のWBC韓国との決勝戦は凄い試合となった。手に汗握る、熱戦にテレビに4時間あまり釘付けとなり、久し振りに興奮してしまった。日本国中が熱戦に沸き立ち、仕事も手につかない人も多かったのではないかと思われる。

 試合は岩隈の好投で、日本が終始押し気味に試合を進め、楽勝かと思われたが、決定打が出ず、最終回に同点にされてしまった。それにしても韓国もよく粘った。岩隈も疲れがみえ、ボールが少し高くきていたようなので、8回の頭から、杉内でも良かったのではないかと思った。守備では内川の超ファインプレーもピンチを救った。

 延長になり、おあつらえ向きに2,3塁の好機にイチロウに打順がまわってきた。作戦として敬遠して満塁策も考えられたが、勝負をしてきた。前の打席でもライトオーバーのツーベースヒットを打っている、イチローに対して、堂々と勝負を挑んできたのは立派であった。結果はセンター前の2点タイムリーヒットの決勝点となった。この作戦は議論の分かれるところであるが、韓国側からすると、悔やまれる一打となってしまったが、すべて結果論である。このような大舞台で、きっちり仕事ができるのは、さすがイチローである。阪神ファンとしては、最後は藤川で、しめてもらいたかったが、調子が今一つのようで仕方がない。

 これでWBC2連覇を達成、アメリカ、キューバの強豪を連覇しての優勝は見事と言うほかない。大リーグでも多くの日本人選手が活躍しており、日本の野球もアメリカと対等に戦えるようになってきたのが何よりもうれしい。新装なった甲子園球場では選抜高校野球が開催されており、間もなくプロ野球も開幕、野球熱はますます盛んになりそうである。虎ファンとしては今年こそ、昨年の屈辱を晴らして優勝を願わずにはいられない。


卒業式

2009-03-23 19:56:55 | 受験・学校

 23日(月)姫路市内の小学校の卒業式が一斉に行われ、前之庄小学校の卒業式に来賓として参列した。卒業式の流れは、例年と変わりなく、卒業証書が児童一人ひとりに、学校長より授与され、最後に卒業生が舞台前に整列して、校歌や6年間の思い出、別れの言葉を述べ、在校生からは送る言葉があり、その間プロジェクターで入学式から運動会、卒業旅行等の主な行事、児童のスナップ写真の映像が流され、式を盛り上げていた。式場に入ってまず感じたことは、広い体育館が、がらんとしていたことであった。今年の卒業生は47名と少なく、これからも少子化の影響もあり、ますます児童数は減少傾向にある。前之庄小は、かって町内で一番児童数が多かった時期もあっただけに、隔世の感がある。

 今年の卒業式は、孫の卒業式とオーバーラップし、取り分け感慨深いものがあった。孫も今頃、姫路市立船場小学校で卒業式を迎えていると思ったからである。孫の成長は早いなと、つくづく思う。それだけ、こちらは年をとっている証拠でもある。

 現職の時は式辞を考えるのが大変であった。タイムリーな話題も入れ、生徒に感動を与えるような式辞は、なかなか難しいものである。卒業式のシーズンになると、高等学校5校、小学校に来賓としてよく参列したものである。中には感銘を受けた卒業式もあり、参考となることも多々あった。

 卒業式の歌も時代と共に移り変わり、かっては「巣立ちの歌」「贈る言葉」等がよく歌われた時もあったが、今は埼玉県の中学校で生まれた、「旅立ちの日に」がよく歌われているようである。我々の年代は、やはり『蛍の光」「仰げば尊し」がなつかしく思われる。昨年の鹿谷中の卒業式で、久しぶりに聞いて良いなあと思った。


おくりびと

2009-03-13 18:47:32 | 映画

 久し振りに映画館に足を運ぶ。4年ほど前、淡路島から集団開拓に出た稲田藩の546人の苦労と成功の話しをえがいた「北の零年」を見に行って以来である。阪神・淡路10周年記念事業「北の零年」記念シンポジュウムが被災地でもある淡路島の淡路夢舞台国際会議場で開催され、主演の吉永小百合、建築家の安藤忠雄らによるパネルディスカッションが行われた。そのシンポジュウムに参加して、強い印象を受け、久し振りに映画に行った。

 この度「おくりびと」がアカデミー賞を受賞し、93年にベストセラーになった、原作の「納棺夫日記」を読み、再び封切られるのを待って、映画館に飛んで行く。話題の映画だけに、かなりの観客が入るだろうと予想し、午後の上映時間の少し早めに行ってみたが、もう長蛇の列が出来ていた。入場して、かろうじて前より4列目に座ることは出来たが、、ワイドな大型画面は少し見づらかった。アカデミー賞効果は凄いと思った。こんな状況は、数十年前の映画全盛期のようである。

 映画では、主人公が職を失って故郷に帰り、「納棺夫」になる物語である。原作者は富山県の出身であるが、映画の舞台は山形に設定してあり、雪の出羽三山、庄内平野の情景が映しだされ、映画の内容に見事にマッチしている。主演の本木雅弘の好演もさることながら、芸達者な山崎 努、吉行和子、笹野高史などベテランが脇を固め、見ごたえのある映画である。

 生と死について考えさせる作品であり、原作にある、這い回る蛆虫を掃き集めているいるうちに蛆も命だと思ったとき、蛆たちが光って見えた。数週間で死んでしまう小さなトンボが、何億年も前から一列に卵を連ねて、命を続けている。32歳の若さで亡くなった医師の闘病日記等特に印象に残る所であった。


エコキュート

2009-03-11 12:28:42 | 環境

Img_0441  環境と安全面を考えて、思い切ってエコキュートにする。したがって、すべてI H調理になり何もかもリモコン操作で、初めは戸惑ったが、慣れると便利である。

 それにともない、風呂も大修理することになり、2週間程家の風呂に入れず、不便をした。しかし、近くの温泉をはしごし、気分転換にはなった。

 雪彦温泉、ウェルサンピア、ゆたりん(林田)、竹取の湯(香寺荘)、塩楽荘とよく行ったものである。中でも塩楽荘はタオルもついており、飲み物のサービス券もあり、松の木立に囲まれた風呂も良かった。しかし、家でゆっくり湯船に浸かるのが最高である。Img_0440


茂木健一郎

2009-03-06 14:34:33 | 教養・文化

Img_0431  茂木健一郎のトーク&ディナーが大阪帝国ホテル孔雀の間であった。「脳を活かす勉強術」「脳を活かす仕事術」がベストセラーになり、NHK「プロフェショナル仕事の流儀」のキャスターとしても活躍中で、今一番活躍している人気者とあって、広い会場も500人近い人で満員の盛況であった。

 ~脳の喜びが『幸せな人生』をつくる~と題して、日々の生活の中にある”幸せを生む法則”をひもとく話を、ユーモアたっぷりに話し、90分がアッという間に過ぎ去ってしまった。 

Img_0433 その後のディナーが凄かった。 当日は「プロフェショナル仕事の流儀」にも出演した、東京帝国ホテル総料理長である田中研一郎氏も出席されており、特に気合がはいっていたようである。プロのプロは究極の純粋さを追求するようで、まるで芸術である。旬の食材を活かした、奈良県産香り豊かな菜の花のスープは最高であった。写真のデザートも盛り付けが素晴らしく、思わずうなってしまった。