三枝草日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

同窓会

2009-10-26 16:34:04 | 親睦会

 昭和30年3月飾磨郡鹿谷村立鹿谷中学校(現姫路市立鹿谷中学校)卒業の同窓会が、ウェルサンピア姫路ゆめさきに於いて、昨日行われた。3年に1回位同窓会を開いているが、今年は古希の節目の年に当たる記念すべき同窓会となった。生憎所用があり何とか遅ればせながら出席できたが、記念写真の撮影は終わっていた。急いで飛んでいったので、愛用のでデジカメも忘れて行ったので写真も撮れなかった。

 早いもので中学校を卒業してから、半世紀以上も過ぎ去っている。当時は新制中学校の草創期で前之庄校舎と山之内校舎とに別れていた。特に農業実習で豚や鶏を飼育したり、行事の度に両校舎を行き来したことが、今でも強く脳裏に焼きついている。

 町内に在住している者とは会う機会もあるが、こんな機会がないと顔を合わす事は殆どない。同窓会の皆勤者もいれば余り顔を出さない者もいる。同窓会で顔を合わす顔ぶれは大体決まっているように思う。中には同級生でも、久し振りに出会うと誰だか分からない者もいた。遠くは九州、東京からも駆けつけ、大いに話がはずんだ。カラオケがなかったのも正解のようだ。旧友を懐かしんで、旧交をあたためるのは、年をとればとるほど貴重なものになってくるように思う。 「友遠方より来るまた楽しからずや」 

Img015


砥峰高原

2009-10-22 13:51:15 | 四季・天候

 秋晴れの爽やかな天気が続き、陽気に誘われて神河町の砥峰高原のススキを見に行く。途中道を間違えてしまい、峰山高原を経由して砥峰高原に辿り着く。峰山高原も30数年前キャンプで行ったきりであったが、今話題になっている「かんぽの宿」は取り壊され、リゾートホテルができ様変わりしていた。木々は色づき始めていたが、見頃は11月に入ってからのようであった。

 ススキの群生では奈良の曽爾高原が良く知られているが、家から所要時間は1時間余りの近場でススキの日本有数の大群生が見られるとは思ってもいなかった。ススキの発芽と育成を促すための山焼きはイベントとしても定着してきているようである。村上春樹原作の「ノルウェイの森」のロケ地にもなり、マスコミにも報道され知名度も高まっている。地元川上地区の方が自然を守るための取り組みを丹精こめてされているようである。ススキ野を渡る風はひんやりとしていたが、散策していると汗ばむ程で頬をなでる風が心地よかった。帰る途中コスモス畑があり、ミツバチが飛んでいたので、思わずシャッターを押した。

Img_0795

Img_0786

Img_0790

Img_0794

Img_0793

Img_0799

Img_0797


花梨

2009-10-17 14:55:08 | 四季・天候
</object>
 今年も花梨の実が枝もたわわに実っている。先の18号台風では枝が折れ実がかなり落ちてしまった。花梨の実は喉の炎症を抑える効能があるようで、花梨酒か砂糖漬けにするのが良いようである。花梨酒をつくっても、しゅっちゅう飲むものではないので、いつも残ってしまって古くなってしまっている。かごに入れて部屋の片隅に置いておくと、芳香もあり飾りにもなるようである。
 空はあくまでも澄み渡り、夜になると満天の星空を仰ぐことができ、虫の大合唱も聞こえてくる。まさに秋本番である。今週も晴天が続くようで、秋の行楽シーズンでもある。29日には京都、来月には再び京都、琵琶湖方面に行くのが楽しみである。本日17日より「興福寺国宝特別公開2009お堂でみる阿修羅」が公開され、正倉院展も開催されるので、奈良にも行って見たいが、そんなに無理かな。
Img_0773
Img_0774
Img_0776

赤松

2009-10-07 14:42:50 | ブログ

 庭の赤松が枯死の危機に瀕している。7月に例年通り剪定をし終った直後、葉が茶色く変色し始め、8月27日に管理してもらっている樹木医さんに見てもらったところ、強剪定や諸々の悪条件が重なりかなり弱っているが、マツノザイセンチュウは入っていないとのことであった。応急処置としてマツノザイセンチュウ駆除用土壌剤の散布とHB101の栄養剤を施してもらった。何とか持ち直すのではないかと楽観していたところ、9月24日にマツノマダラカミキリの幼虫が幹に多数確認され、マツノザイセンチュウ病の疑いもでてきた。取りあえず他の枝に移るのを防止するため、葉が枯れてしまった枝を9月26日に伐採する。

 この赤松は表庭のシンボルであり、高さ7,8メートル程もあり枝ぶりもよく、この近辺にはない銘木である。しかも幼少の頃には木登りをして遊んだりして、とても愛着のある木である。枯れてしまうのではないかと思うと、何とも言えない思いにかられ、夜も熟睡できない程、落ち込んでいることが分かった。般若心経にある「色即是空」「空即是色」とは理屈では分かっていても、昔からある赤松は家族も同然で、たかが松されど松である。

 藁にもすがる思いでインターネットで調べていると、松枯れ予防ネットワークと言うホームページに行き当たった。質問・意見をメールで投稿すると、何と事務局の代表は電撃式松枯れ予防装置「松護郎」で注目されている、町内の樹木医宗實久義さんであった。在職時は菅野中学校に勤めていたり、新聞報道でも存じていたとは言え世間は狭いなあとつくづく思った。10万余りもアクセスがあるようだが、近辺からのアクセスは初めてだそうである。

 近くなので早速現地調査に来て頂いた。やはりマツノザイセンチュウは確認されなかったが、3年前に樹幹注入による予防処置を行っており、その効果である程度抑制されているものの、ヤニ滲出検査でもヤニは殆ど検出されずマツノザイセンチュウ病罹病の可能性は高いとのことであった。今回はマツノマダラカミキリのいる幼虫の樹皮の除去、薬剤の注入、殺菌剤入り保護剤の塗布、枯損部に乾燥保護剤の塗布等できる限りのことはして頂いた。非常に丁寧に説明しながら処置して頂きすべて納得、さすが最先端の技術で京都の名園の手入れ、海外からの研修も受け入れられているだけのことはあるなと、感心することばかりであった。あとは松の生命力に期待して、蘇ることを祈るのみである。

Img_0235

Img_0764

Img_0765

Img_0720

Img_0717

Img_0770