三枝草日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

旅行

2019-02-04 13:36:51 | 旅行記

 今日は二十四節気の立春である。暦の上では春と言われるが、暖冬予報通り昨日から日本海を通過する低気圧に南から暖かい空気が流れ込み3,4月並みの気温を記録した所もあった。北陸地方では春一番が吹き暖かい立春となった。北陸で立春に春一番が吹くのは観測開始以降初めてだそうだ。この暖かさに誘われて春の使者「フキノトウ」が顔を出した。Spring is coming.

 この間、久し振りに東京方面に行き、いろんな所を見学してきた。まず新幹線小田原駅で下車、大磯にある旧吉田邸の見学を済ませ、八王子にある皇室の墓所である武蔵野御陵を散策後、都内に向かい旧渋沢庭園と資料館をガイド付きで案内してもらった。その後、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張に宿泊した。大浴場付地上50階の超高層リゾートホテルでバイキング形式の夕食朝食とも内容は良かった。翌日は三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物とその庭園を公園として整備してある旧岩崎邸庭園を見学後、築地場外市場で昼食の海鮮丼に舌鼓をうち、腹ごしらえをしてからオープンしたばかりの豊洲市場を現地ガイドの説明で案内してもらった。広大な敷地を歩き回り少し疲れたが、屋上からは建設中のオリンピック村や富士山も微かに見ることができた。夕食は柴又で創業250年の老舗「川千家」のうな重は関東風で美味しかった。当日の宿泊は30年ぶりのニューオオタニであった。当時のことはすっかり忘れてしまっていたが 、江戸城外堀に囲まれた約4万㎡の広大な日本庭園を眺めながらブッフェで朝食をとったことは印象に残っている。タワーブッフェからの眺めは最高で眼下に迎賓館や遠く建設中のオリンピック競技場も見えた。朝食後、午前10時に開館する今回のメインである日本の粋を集めた華麗なる美の殿堂、迎賓館・赤坂離宮に向かった。要人の表敬訪問や首脳会議が行われ、国賓が天皇皇后両陛下とお別れの挨拶をされる最も格式の高い朝日の部屋は現在改修工事が行われていて閉鎖中で残念ながら見学できなかった。今年の4月には改修工事を終え公開が再開されるようだ。迎賓館見学後、横浜に向かい横浜中華街を散策して土産等を買い帰路についた。帰りの車窓から見える富士山は真っ白に雪を被った神々しい富士山ではなかった。ここにも暖冬が影響しているのかもしれない。旅行前は雨や雪の予報も出されていたが、初日の夜に雨が降り日中は好天に恵まれ幕張から東京に向かう途中にも富士山がくっきり見えた。今回の旅行では普段滅多に行けない所に行くことができ、見分を広めることができて良かった。そして大勢の方と人間的なふれあいもでき、心に残る旅行となった。