三枝草日記

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6人会

2009-01-30 16:55:06 | 親睦会

 6人会とは、同年齢の親睦会のことである。若い時に子供会、自治会消防団などで一緒に活動してきた仲間が、卒業してしまうと近所に住んでいても、顔を合わす機会も滅多になくなってしまうものである。

 そこで、定期的に親睦を深めるため、35年程前に年齢の近い者同士6人が親睦会を結成して、元日に各家持ち回りで新年会を開くようになったのが、この会の始まりである。近年は料理店、旅館等で忘年会、新年会をもつようになった。また、時たま旅行に出かけることもある。

 この間も、大阪市立塩樂荘で新年会をもった。6人共お寺の世話人、自治会の役員も兼ねており、気心の知れた、本音で話し合える仲間である。ぼたん鍋に舌鼓を打ちながら、この年齢になると、どうしても話題は健康のこと、家族のこと、人生のことに集中するから不思議である。一通り話に花が咲いた後は、お決まりのカラオケに移った。それも年齢を感じさせる古い演歌ばかりである。そうこうしている間に、時間はアッという間に経過、お開きになってしまった。次は幹事なので旅行の計画でも立てようか。


川掃除

2009-01-26 14:36:46 | ボランティア

 今日は町内一斉川掃除の日、昨日からの冷え込みは厳しく、出来る限りの防寒準備をして出かける。三枝草南部の山際に沿って流れる明王寺川の流域約1キロ余りが清掃の範囲である。

 川の流れに長靴を踏み入れても、靴下にホッカイロを貼っていたので、足はそんなに冷たく感じなかったが、ゴム手袋をはいている手は縮こまっていたが、作業をしているうちに不思議と体全体も暖まってきた。草刈機、下刈鎌、ナタ等で雑草、笹、竹等を伐採し焼却していった。

 明王寺川に沿って走る道路は幹線道路ではなく、交通量もそんなに多くないが、川の中に空缶、ペットボトル、弁当殻が捨ててあり、それらも全部拾い上げる。それにしてもマナーの悪さに少々腹立たしさを覚える。

 約3時間程で清掃作業は無事終了した。天気予報に反して、風もなく日差しもあり、思った程、寒さも疲れも感じなかった。ボランティアの満足感、達成感がそうさせているのかも知れない。


人権啓発研修会

2009-01-23 10:40:13 | 学問

 天台宗人権啓発研修会が、姫路市人権啓発課啓発指導員 川口泰宏氏を講師に招聘して開催され、住職、寺婦、法嗣ら多数出席して研鑽を深めた。

 それぞれの人権問題は、お互いに関係しあい共通点をもっています。よく氷山に例えられるようですが、氷山はごく一部が水面上に表れ、残りの殆どが海中に沈んでいるそうです。水面上の氷の部分が、女性や子どもと言った、個々の人権問題、水面下の部分がそれにつながる差別意識と捉えます。いろいろな人権侵害、差別を解消していくには海面下の氷を溶かす必要があります。氷を溶かすには、温度をあげなければなりません。そのためには人権教育、啓発や地域のふれあい活動によって、人権意識を高め、それを日常生活に結びつけることによって、人権文化を根付かせることが大切である。

 おりしも、オバマ大統領が就任演説で、60年足らず前だったら地元のレストランで食事させてもらえなかったかもしれない(人種隔離政策)父を持つ男が、(大統領就任の)神聖な宣誓のためにあなたたちの前に立つことができるのかと、と述べていたのが印象的であった。


イタリアン

2009-01-15 15:12:52 | まち歩き

 正月も明け、久し振りに姫路の街に繰り出す。正月の料理にも少々飽きてしまっていたので、イタリアンのラ・ラティーニに行くも残念ながら、その日は臨時休業であった。

 思案のうちに、新しくイタリアンレストランが開店しているのを思い出し、大手前通りに面したビルの6Fにあるムゼアーレ ミア アルベルコで昼食をとる。真新しい店内は清潔で、姫路城が真正面に見えロケーションは最高であった。味はメニューにもよるが、オリーブオイルが濃すぎて、油っこく感じた。

 食後、やまとやしきの方に行きかけると、太鼓の響きが聞こえてきた。「福崎太鼓保存会」のおはやしで「宝惠駕籠行列」が御幸通りを練り歩いていたようである。そう言えば今日は播磨国総社の「えびす祭」であった。平日のわりには人通りも多かったようである。

 御幸通りから山陽百貨店の北海道物産展に向かう。花畑牧場の生キャラメルを買い求める人が長蛇の列をつくっていた。何でもそれを買うのに整理券が必要なようで、目当ての物を買うのも大変なようである。タレントの田中義剛が牧場長をつとめる牧場だけあって知名度は凄いなと思った。蟹弁当、いくら弁当も美味しそうだったが、昼食後の満腹感もあり、結構値段も高いので見るだけにして、牛乳たっぷりのソフトクリームで我慢、結局北海道の雰囲気を味わったにすぎなかった。


新年研修会

2009-01-08 18:40:39 | 新年の行事

 1月6日(火)退職公務員連盟姫路支部新春研修会に出席する。年始は何かと所用があり、昨年は出席することが出来なかったが、今年は幸いこの日は空いていたので、出席することが出来て良かった。

 研修会では、昨年「今を生きる」と言う冊子が発刊され、執筆された3名の先生が講演された。講演を聴いて感銘を受けるとともに、今後の生き方に参考となる事が多々あり、希望が湧いてくるような気がした。

 人生には期限があり、不老不死は不可能であって、今後どんな生き方をするかが、大きなテーマである。400年余り人生50年の時代が続き、戦後60年程の間に急速に人生80年の時代がやって来た。それ故、人生80年のライフスタイルがいまだ確立されていず、モデルとする人もまだ少ないようである。その意味において今日の講話は大変有意義であった。

 午後には新年交礼会に移り、和やかなうちに会員相互の親睦をはかることが出来た。新しい出会いも多くあったが、それが何かで繋がっており、世間は狭いなあと改めて実感した日でもあった。人と交わることの大切さを感じるとともに、気分も爽快でその夜は気持ちよく熟睡できた。