三枝草日記

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立石寺・瑞巌寺

2013-06-21 14:14:15 | 旅行記
 山寺の愛称で知られる山形県の名刹立石寺は、慈覚大師の開基と言われ、今年は慈覚大師の1150年の御遠忌に当たる。芭蕉が立石寺に参詣した際に詠んだ「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」の句でも知られている。その立石寺では御遠忌を記念して4月27日から5月31日までの1か月、50年ぶりに秘仏御本尊「薬師如来」の御開帳となり、多くの参拝者で賑わった。千載一遇の機会を逃すまいと、比較的観光客が少ない御開帳終了後の梅雨時を選んで参拝に出かけた。18日に東北地方も梅雨入りし、午前中は雨が降っていたが立石寺に着いた頃には立石寺は雨上がりの静寂に包まれていた。
 当日は自然に囲まれた蔵王四季のホテルに宿泊したが、木々のざわめき、肌をなでる風が心地よかった。離れ湯の硫黄の匂いと真っ白な源泉かけ流しの湯に浸かり、立石寺の奥の院まで800段余りの石段を駆け上がった疲れを癒すことができた。夕食も地元の食材がふんだんに使われていて、特に山形名物のいも煮の味は格別であった。
 翌日、関西地方は雨のようであったが、東北地方は梅雨の晴れ間が広がり、晴れ男の面目躍如たるものがあった。山形と言えばさくらんぼ(桜桃)。地理の授業で山形の名産は?桜桃(おうとう)と答えると、おうとうとよく言ったものだ。そんなことを思い出した。天童、寒河江の郊外の果樹園ではさくらんぼが、たわわに実っていた。山形に来たもう一つの目的はさくらんぼ狩りであった。果樹園に入り、熟した佐藤錦をほおばった。
 一度は行ってみたいと思っていた、銀山温泉にも足を延ばした。ここはNHK連続テレビ「おしん」の舞台になったことで一躍脚光を浴び、全国的に知られるようになった。郷愁を感じるノスタルジックな町並みが残る温泉街を散策できて良かった。
 帰りに14年ぶりに松島に行き、30分間の芭蕉コースの遊覧船に乗った。女性のベテランガイドの軽妙洒脱な話術でお客の笑いを誘っていた。芭蕉コースは場所(コース)を外れると座礁するよ!とか言ってダジャレもうまかった。瑞巌寺は平成の大修理中で本堂は拝観できなかった。ここでも東日本大震災の爪痕を垣間見た。松島湾は島々が点在しており、それが緩衝材となり津波のエネルギー弱め、テレビの映像で見るような勢いではなく、2メートル程の津波がゆっくり押し寄せたため周辺自治体と比べ、被害は比較的少なかったようだ。
 この旅行には、まだ付録があって大変であった。行きの伊丹発は仙台空港が濃霧のため、伊丹に引き返すか羽田空港に着陸するかも知れないと言うアナウンスがあったが、無事仙台空港に着陸できホッとした。ところが、行きはよいよい帰りは恐いの通り、帰りの飛行機が伊丹空港で落雷にあい、機体点検のため何時発てるか分からないとのことであった。伊丹発、仙台行きの飛行機が折り返し、仙台から伊丹に向かうため、機体点検にどの位の時間を要するか不明のようであった。その時点で今日中に帰れるか不安になった。かと言ってじっと待っていても仕方がないので、JALから支給された食事券を使って、仙台名物牛タン定食で腹ごしらえをし、時間を過ごした。何とか大幅に遅れて出発できたが、伊丹は騒音問題で夜間の着陸はできず、関西空港に変更された。伊丹空港前の駐車場に車を預けていたので、そこからリムジンバスで伊丹まで1時間余り、帰宅した時にはとっくに日が変わっていた。それでも無事に帰れてよかった。
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梅雨

2013-06-12 15:02:40 | 四季・天候
 暦の上では昨日が入梅、今年は例年より10日余りは早く、先月28日に近畿地方は梅雨入りしたと気象庁は発表した。しかし、6月に入り雨は殆ど降らず連日猛暑が続いている。梅雨入り発表もフライング気味?その影響で梅雨の時期に、植木、畑の水やりと余分な仕事が増えた。今年植えたサツキ、ツツジ、ツゲはこの時期に根付くのに、連日の好天続きで弱ってきて枯れそうになった。活力剤を入れて、水を撒いたので、何とか元気に育ってもらいたいものだ。天気だと、この時期は草刈り、草むしり、植木の剪定と汗だくだくの毎日が続く。雨の日に読書でもしてゆっくり休みたいと勝手なことを思っている。台風3号も恵みの雨にならず、期待外れになったが、孫が修学旅行で奈良、京都に来ていたので天気になって良かった。東京駅現地集合、京都、奈良でも班別自由行動のようなのでキョトキョトしながら京都見物を楽しいんでいることだろう。
 この時期の花、アジサイも元気がなく色づきも悪いようだ。逆に湿気に弱いゼラニウムは植木鉢で鮮やかな花を咲かせている。
 
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孫・東京見物

2013-06-04 14:49:36 | 日記・エッセイ・コラム
 埼玉にいる孫(中3・小3)の中体連ソフトボール大会と運動会の応援に行った。6月よりボーイング787が定期運航されていて、気にはなっていたが別の機種で安心した。息子が羽田空港まで車で迎えに来てくれていたので、会場の荒川総合運動公園まで直行できた。1試合目は孫の投打にわたる活躍でコールド勝ちした。孫は大会前に左足を痛め、東京赤坂まで治療のため通院しながらピチャーを務め、2回戦もよく頑張り大接戦となったが、勝利の女神は相手に味方した。相手チームは姑息な作戦をとり、孫は2打席も敬遠された。夏の高校野球で5打席連続敬遠され、話題になった前ヤンキースの松井秀喜並みになったと慰めてやるしかなかった。小3の孫も出番があり、立派に大役を果たし目立つ存在だった。これで遠い所まで応援に来た甲斐があった。
 東京に来る機会も滅多にないので、翌日は都内まで足を延ばし、久しぶりに銀ブラを楽しんだ。ランチを銀座ソニービル内にあるイタリアンレストラン「SABATINI」ですませた後、渋谷に出向きオーチャードホールでN響定期演奏会を鑑賞した。渋谷界隈は大勢の人出で、ごった返しており「渋谷ヒカリエ」まで行ってみようと思ったが諦めた。帰りの湘南新宿ラインのホームも遠かった。
 折角、東京まで来たので帰りに東京スカイツリーに上がろうと行ってみたが、大勢の来場者であふれていた。整理券を貰って2時間待ちでやっと450mの展望デッキまで上がることができた。時間待ちの間、浅草寺へお参りし時間を有効に使った。百聞は一見に如かずとか、展望デッキからの眺めは素晴らしかったが、少し霞んでいて遠く富士山までは見渡せなかった。
孫の応援に託けて東京見物もでき、最高
(facebookにもリアルタイムで投稿したので、結構慌しかった)
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