三枝草日記

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土用の丑

2016-07-30 18:24:36 | グルメ

 今日は土用の丑の日にあやかって夕食は息子が送ってきたうなぎでうな重にした。何故「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が出来たのかについては諸説あり、平賀源内の発案が一番有名である。江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困って平賀源内に相談した。「本日丑の日という張り紙を店に貼ったら」という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛したそうです。当時は「丑の日に因んで“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という風習もあったそうです。最近はうなぎに縁があり、6月に成田山新勝寺の表参道にある、うなぎの老舗「駿河屋」のうなぎは特別美味しかった。注文を受けてから焼くので30分程待たされたが、それだけの価値はあった。接客もよく、さすがうなぎの専門店だけのことはあると思った。土用に入ってからも姫路へ久し振りに出る用事があり、「魚治」でうな重を食べた。ここも蒸してから焼く江戸焼なのでふっくらと柔らかく直接焼く関西風と食感が違う。他に関東風と関西風の大きな違いは背開きか腹開きである。切腹を連想する武士文化の東京と腹を割って話す商人文化の大阪、そんな意味合いがウナギのさばき方に反映されたようだ。いずれにしても、うなぎは夏バテ防止にはもってこいの強壮食費で美味しい。

 先日佐用町のヒマワリ畑に行って来た。ゴルフをしなくなって以来、佐用インターで降りるのは随分久し振りのことになる。夢前インターを利用すると早い早い!約40分程でヒマワリ畑に到着した。同町南光地区6地区22ヘクタールで計120万本が順次開花し8月中旬頃まで咲き続ける。丁度、林崎地区のヒマワリが見頃を迎えており観光客が多く訪れ、若いカップルの姿も目立っていた。


梅雨明け近し

2016-07-17 13:53:03 | 四季・天候

 明日は海の日、3連休が終わると土用の入り、22日は24節気の大暑になり梅雨明けが待ち遠しい頃だ。陰暦月異名によると今月は文月という。近くにあり孫など喜んでよく行く、夢さき夢のさと夢やかた「農家レストラン夢工房」夢工房と夢やかたの農園でとれた旬の食材を使い、化学調味料に頼らない味付けにこだわっていて安心して食べることができる。月毎にメニューが変わり今月は「文月」のメニューであった。前菜のスープはガスパッチョ、夏野菜の冷たいスープはこの季節にピッタリだ。今売り出し中の夢前とうもろこしは洋風の姿焼にして、じゃがいもと同時に味わうことができた。メインの瀬戸内活〆鱧の夏鍋は夢やかたの夏の名物になっていて美味であった。最後はご飯と蕎麦の代わりに暑い季節ピッタリの雑炊になっていた。孫はこれでは足らないのでご飯も注文していたが、我々はこれで満腹であった。

 庭ではもう夏の花が咲いている。百日紅が咲き始め、木槿(むくげ)も開花期間が長く夏中咲き続ける。韓国では繁栄を意味する花として国花になっている。朝、開花した花は夕方にはしぼんでしまう「一日花」である。蓼や西洋風蝶草も開花期間が長く夏の花の少ない時期に庭に彩を添えている。「蓼食う虫も好き好きの蓼」は別種の柳蓼のことで葉や茎に苦みがある。鬼百合も今が見頃である。鬼百合は葉の付け根に「ムカゴ」と呼ばれる黒い実を付ける。球根は「ユリ根」と呼ばれ料理にも使われる。