三枝草日記

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姫路城

2015-03-27 16:20:15 | 教養・文化

 いよいよ春本番、桜前線が鹿児島から北上、桜開花の便りもあちこちで聞かれるようになった。姫路城も今日5年ぶりにグランドオープンした。今朝のテレビで午前8時の開門を待って長蛇の列が出来ていた。安全対策のため、ゴールデンウィーク明けの5月10日まで大天守内部の見学者を1日1万5千人限定するそうだ。少し落ち着いてから行って見ようと思うが、灯台下暗しになってしまうかも知れない。グランオープンに先立ってマスコミでも大きく報道され、姫路城人気はいやが上にも盛り上がっている。今月16日には「お城・歴史・武将」をテーマに姫路城にかかわる100人にお城に精通した超人の対決を姫路城大天守・西の丸庭園で撮影した,NHK地域参加型のクイズ番組が放映された。18日にはNHK歴史秘話ヒストリア「姫路城」美の秘密」が放映され、24にはNHK歌謡コンサートでは小柳ルミ子の「私の城下町」が姫路城西の丸庭園よりライブで中継された。極めつけはオープンを控えた前日の航空自衛隊アクトバット飛行チームによる「ブルーインパルスが祝賀飛行を披露した。約6万人の市民や観光客が詰めかけ、テレビのニュースでは姫路駅前の大手前通りも人、人、人で埋めつくされていた。平成の大修理は2009年、大天守の化粧直しを目的に着工され、大天守を鉄骨の素屋根で覆い約7万5千枚の瓦を葺き直し、壁や屋根の漆喰も塗り替えられたので、ひと際鮮やかに白さが目立つようになり白鷺城に相応しい感じがする。

 

 

 

 

 

 


秘湯めぐり

2015-03-11 16:52:05 | 旅行

 冬の疲れを癒すため、知られざる6つの秘湯をめぐる寛ぎの旅に出かけた。早朝家を出てJR新快速、新大阪から新幹線で名古屋へ、名古屋でワイドビューしなの9に乗り換え、昼過ぎに塩尻に到着した。バスで一路最初の秘湯「鹿教湯」温泉に向かった。この温泉は文殊菩薩が鹿に化身して猟師にお湯のありかを教えたと言われることから鹿教湯(かけゆ)の名の由来となった。環境庁指定の国民保養温泉地であり、江戸時代から湯治湯として栄えた温泉である。早く宿泊する別所温泉「花屋」に着いたので、近くにある厄除け観音として有名な「北向観音」にお参りした。花屋は大正6年(1917年)創業の老舗旅館であり、純日本建築の建物は大正ロマンの奥深さを感じさせ、文化庁登録有形文化財にも指定されている。当然のことながら木造2階建ての建物にはエレベーターがなく高齢者や足の悪い人には不便である。日本庭園の一角には水車があり、郷愁を感じさせる音色が心地よく響いていた。

 2日目は「かやぶきの郷 薬師温泉旅籠」の湯に浸り名物薬膳御膳に舌鼓をうった。ここの温泉旅館は旅籠1軒のみで、二百余年前より自噴する天然温泉であり、古くは「法印の湯」と呼ばれていた。次に訪れたのは渓流沿いの「日本一の大露天風呂」と言われる寶川温泉。総湯量毎分1800リットルが自噴し、かけ流し4つの大露天風呂が点在しており湯船は延べ面積470畳にも及ぶ広さである。麻耶の湯は女性専用になっており、他の3の湯船は混浴になっている。「テルマエロエ2」のロケがあった湯船にゆったりと浸り、他の湯船にも入ってみたかったが、少し距離もあり裸のまま移動するのも抵抗があり諦めた。中には湯船を行き来している人もあり、混浴なので女性も大勢入浴していた。大露天風呂で温泉気分を満喫した後、源泉かけ流しと自家製豆腐の宿「猿ヶ京温泉」に宿泊した。できたての豆腐や旬の食材を使った豆腐懐石は美味であった。夕食後、思いもよらぬ餅つき体験をすることができた。ひと昔前は臼と杵で餅搗きをしていたが、何時の頃からか餅つき機に取って代わられた。最近では餅搗きもせず店で買って済ませる家庭も多いようだ。自分から買って出て搗いたが、腰が据わり手慣れていると褒められた。これも昔取った杵柄か。女将さんの民話を聞きながら試食する餅の味は格別であった。餅は杵で搗くに限る。

 翌日は10時まで旅館でゆっくり寛ぎ、法師温泉「長寿館」へ向かった。この温泉は弘法大師巡錫の折の発見と伝えられ、法師乃湯とも呼ばれている。与謝野鉄幹、与謝野晶子、若山牧水、川端康成をはじめ多くの文人も訪れている。国鉄時代にフルムーンポスター、CMに使われたことで有名になった。「長寿館」は創業140年、国登録有形文化財の宿で鹿鳴館調建物である。この辺に来ると雪が沢山残っていた。雪を眺めながらの入浴は風情があった。帰りの新幹線は米原付近の雪の為、大幅に遅れ家に着いた頃には日が変わっていた。帰りの新幹線は滅多に乗ることのない、ひかりグリーン車で快適であった。座席も豪華、おしぼりのサービスまであり飛行機並みであった。

 温泉三昧のプチ湯治となった今回の旅、温泉の効能が随所に表れ身も心も癒された。乾燥肌がつるつるに、足の痛みもひき、足の指先のしもやけの跡がピンク色に変わり、身体もぽかぽかと温まった。

 

 


綾部山梅林

2015-03-02 22:57:50 | グルメ

 はや弥生3月、毎年恒例にしている綾部山梅林へ昼前に出かけた。行きは石倉より入り太子竜野バイパス阿蘇ランプから2号線を少し走り東芝前信号より南下、250号線に出て綾部山にスムーズに着いた。紅梅は見頃を迎えていたが、白梅はちらほら咲き始めたところで全山が梅の花で覆われるのは1週間程先になりそうだ。曜日の関係で観光バスの団体客も無くゆっくり園内を散策できた。甘酒コーナのベンチで長閑な播磨灘を眺めながら飲む温かい甘酒の味は格別であった。(゜д゜)ウマー 昼過ぎになり250号線を西に向かい道の駅「みつ」でお目当ての牡蠣ご膳を食べ、(●>艸<)美味!! 買い物をしていると、最近不漁のため高値が続いている鯵が目についた。値段も手ごろだったので早速買い求めた。新鮮な鯵は味もよさそうだった。道の駅から眺める播磨灘はきらきら輝き光の春を実感できた。以前は赤穂まで足を延ばしイタリアンSakurabumiへよく行っていたが御崎へ移転してから予約も取り難くなっていて長らくご無沙汰している。帰りは別ルートの石見坂を通り県道442号を北上、山陽道龍野西ICより姫路西ICへ出て1時間足らずで帰って来た。