三枝草日記

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九州旅行

2018-06-30 15:28:05 | 旅行記

 今日で6月も終わり、はや半年が過ぎ去った。関東甲信地方は昨日29日に梅雨明けし、6月の梅雨明けは観測史上初めてになる。各地で気温も上昇、山形市では37.5度を記録し猛暑日となった。一方、西日本では記録的な大雨となり滋賀県米原では竜巻が発生し突風で建物などが損壊するなどの被害がででいる。

 27日より2泊3日の日程で南九州を旅してきた。九州へは修学旅行の引率で毎年のように行っていたが、大河ドラマ「西郷どん」の影響もあり、久し振りに九州へ行ってみたくなった。九州へは退職以来20年ぶり南九州へは実に半世紀ぶりのことであった。往復とも飛行機を利用し初日は伊丹空港から宮崎空港に飛び、青島の鬼の洗濯板を見学しながら、縁結びの神社として有名な青島神社へ参拝した。折り良く結婚式の花嫁、花婿さんに遭遇できた。次に日南海岸にある運玉投げやシャンシャン馬で有名な鵜戸神宮に行った。運玉投げは男性は左手で女性は右手で運玉を投げ、亀石の枡形に入れば願いが叶うと言われているが、5個投げたが1個も入らなった。その後、霧島神宮に参拝した。霧島神宮は樹齢800年の御神木やさざれ石、さらには霧島七不思議の伝説などパワースポットとしても有名であり大河ドラマ「西郷どん」のオープニングにもちらっと出てくる。

 2日目は、まず雄大な桜島を一望できる絶景スポットの城山に上った。展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望できるが、生憎当日は雲を被っていて桜島の頂上までは見ることができなかった。天気の良い日には遠く霧島や指宿の開聞岳も見えるそうだ。城山は西南戦争の最後の激戦地となったため、西郷洞窟や西郷終焉の地などの史跡も残っている。その後、一度は行きたいと思っていた知覧特攻平和会館を見学した。ここは太平洋戦争末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の多くの遺品や関係資料が展示されている。パック旅行のため時間約制約があり昼食もそこそこに2時間余りで見て廻ったが、涙なくして見られなかった。その夜、宿泊した指宿温泉「指宿白水館」はゆったりとした見事な松の庭園があり、江戸時代の風呂を再現した「元禄風呂」に併設し指宿名物・砂むし温泉、岩盤浴などで知られており、将棋の竜王戦の会場にもなっている名旅館でゆったりと旅の疲れを癒すことができた。夕食には鹿児島名物の焼酎、「森伊蔵ゴールドラベル」もあったが下戸なので猫に小判であった。

 3日目には最初に日本最南端のJR駅「西大山駅」に立ち寄った。丁度9:10着の列車が入ってきたので写真を撮ることができた。ところが無人駅が大混雑、こんな所にも外国人観光客(中国人)が来ていたのには驚いた。その後、近くにある4年連続全国1位の絶景露店風呂「ヘルシーランド・たまて箱」温泉に浸かりリラックスした後、鹿児島市内に向かい仙厳園を見学した。仙厳園は万治元年(1658)に19代島津光久によって築かれた島津家の別邸であり、28代島津斉彬もこよなく愛し、篤姫など多くの人を魅了した。桜島を築山に錦江湾を池に見立てた雄大な景観を楽しむことができる。大河ドラマ「西郷どん」の舞台にもなっており、これまでの大河ドラマにも度々登場していた。帰りは鹿児島空港16:45発の飛行機が約1時間遅れで飛び立った。それでも名塩で夕食を済ませ21:00前には家に着いたので飛行機は早い。4月に一部ニューアルオープンした伊丹空港は南北ターミナルに分かれていた到着口が中央エリアに集約され、店舗のショップも大幅に入れ替えされていた。この3日間まずまずの天候にも恵まれよい命の洗濯をすることができた。





地震

2018-06-18 17:08:31 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝、朝ドラ「半分、青い」直前の午前7時58分緊急地震速報がなり、阪神淡路大震災以来の強い揺れを感じた。阪神淡路大震災を想起し半分蒼くなった。大阪で震度6弱を観測する強い地震であった。地震の影響で死者が3人になり、ライフラインや交通にも大きな影響が出ているようだ。孫は電車がストップしたので、入社の最終選考の面接は延期になった。昨日、埼玉の孫も野球の大会で群馬の館林に行っていて震度5の地震に遭遇した。最近地震が頻発しているので不安になる。

 昨日17日は父の日であった。何時になっても息子や娘からプレゼントを贈ってくれるので有難い。これからも健康で、少しでも人のために役立つような人生を送りたいと思っている。「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」

 庭では、この時期いろいろな種類の紫陽花が見頃を迎えている。色がついているのは萼で、花はその中の小さな点のような部分になる。しかし、やはり萼が目立ち紫陽花は梅雨時に似合う花だ。 

 紫陽花や  藪を小庭の  別座敷」  松尾芭蕉 

   紫陽花の  末一色と  なりにけり」 小林一茶

   紫陽花や  はなだにかはる  きのふけふ」正岡子規