三枝草日記

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冬至

2011-12-22 16:29:32 | 年末風景
 今日は二十四節気の冬至で北半球では、1年中で昼が最も短い日である。天候が悪い日は午後5時頃になると、もう薄暗くなってくる。この日を境に日脚は徐々にのびていき、年が明けると、日が長くなっていることを実感できる。一陽来復を願わずにはいられない。今日の朝日新聞や神戸新聞のコラム「天声人語」や「正平調」でも一陽来復と綴られていた。この日はかぼちゃを食べたり、柚子湯に入って無病息災を祈る行事が、各家庭で行われているようだ。
 久しぶりに姫路へ買い物に出かけた。最近、断捨離と言う言葉をよく耳にするが、要するに人生や日常生活に不要な物を断ったり、捨てて、物への執着から解放されることで、快適な人生を送るという考え方のようだ。年とともに物事にあまり執着するようなことは薄れてきているように思う。あれが欲しい、これが欲しいということはなくなった。衣類等は古着で済ませ殆ど買っていなかったが、今や世をあげての節電モードに合わせ、Vネックのシャツとセータを買い求めた。街は歳末大売り出しの最中で、御幸通りや、いつも閑散としている百貨店も買い物客で賑わっていた。通りにはクリスマスツリーも飾られ、クリスマス、年末商戦もたけなわのようだ。
 数ある欲望の中で、食欲だけは例外のようだ。食欲があるということは健康である証しかも知れない。若い時に比べて、肉類とか脂っこい物はそんなに受けつけなくなってきているが、イタリアンに嵌っていて、外食する時は大抵イタリアンレストランで食事をとることが多い。東京の椿山荘のイタリアンは最高であった。大阪ステイションビル「ルクア」10Fのイタリアンも繁盛しているようなので、大阪へ出かけた時は是非寄ってみたいと思っている。この間も赤穂の桃井ミュージアムで雲火焼きの展示会あり、そのついでに「さくらぐみ」に赤穂御崎へかわってから、初めて寄ってみたが、年内は予約でいっぱいの盛況ぶりで断念した。その代りクリスマスケーキにはこだわって、この近辺では売っていない帝国ホテルのケーキを取り寄せた。ケーキを食べて景気をつけて迎春準備に頑張らなくちゃ。
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吉例顔見世興行

2010-12-17 19:59:05 | 年末風景
 一昨日、年末恒例になっている京の師走の風物詩、東西合同大歌舞伎観劇のため京都に赴く。少し早めに行ってゆっくり京都見物でもしたかったのだが、急用が入り家を出るのが遅くなり昼前になってしまった。それでも4時の開演までには2時間余りあったので、清水寺の山門前から産寧坂(3年坂)、2年坂周辺を散策し、京都旅情を満喫した後、霊山護国神社に立ち寄り、坂本竜馬、中岡慎太郎の墓に詣でる。NHK大河ドラマの竜馬伝は終了したとはいえ、この時期でも多くの竜馬ファンが訪れていた。墓所から京都の町並みが一望でき、その眺望は素晴らしかった。
 今年の吉例顔見世興行は、直前に市川海老藏の殴打事件があり、今後の出演の未期限見合わせ謹慎することになり、話題の舞台となった。7日には記者会見があり、左目は充血し見た目には痛々しく感じられ、憔悴しきったようすであった。社会人としての節度を欠き、深く反省している。舞台に穴をあけ、舞台に立つものとして、迷惑をかけました。日頃のおごりが招いたものと深く反省していますと頭を下げていた。歌舞伎界にとって将来を背負って立つ花形役者だけに、人間として立派に成長して舞台に復帰して欲しいものである。夜の部の「外郎売」の曽我五郎時致役は海老藏が新之助の時から演じてきた当たり役であるが、今回の事件で愛之助が代役で務めていた。長台詞をとうとうと述べるくだりの熱演に大きな拍手が沸いていた。自ら口上も述べ代役を立派にこなしているのは、さすがだと思った。
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交響曲第9番

2008-12-31 18:14:50 | 年末風景

Img_0366  年末の風物詩ベートーベンの第9演奏会に久し振りに行く。朝比奈隆指揮の大フィルは毎年のように行っていたが、この度フェステバルホールが50年を経て、建て替えのため一時閉館されることになり、思いで多いホールに出向く。

 開館より2年目の1960年にイスラエルフィルが来日し、ドボルザークの「交響曲第4番」、ベートーベンの「交響曲第5番・運命」をこのホールで聞き、感動、興奮しクラシックに魅せられてしまった。当時の新聞の批評にも「すばらしい弦楽器」「試練に耐えた魂の叫び」とある。

 以後、ウィンフィル、ベルリンフィル、ロンドンフィル、ニューヨークフィル、サンクトペテルブルグフィル、ライプチヒゲバントハウスフィル等世界の主だったオーケストラが来日した時は殆どこのホールに足を運んだ。

 今日もすばらしい演奏に感動し、久し振りに鳥肌がたった。

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忘年会

2008-12-31 17:38:35 | 年末風景

Img_0356  今年は年末、年始の休日の関係で、皆の都合に合わせ、ファミリーの亡年会を行きつけの夢季庵で行う。

 アットホームな雰囲気で心行くまでくつろげる、皆のお気に入りの店である。

 冬は囲炉裏でボタン鍋、夏は川沿いに面した、京都の川床料理のような鮎料理は美味でいつも堪能できる。

Img_0357  ご主人のお人柄や、心遣いにも触れ、本当に満ち足りた気分になれる。この度も皆大満足で、幸せな気分になり孫たちと語り合いながら、約4キロの道を徒歩で家路についた。

 他に家族の行きつけの店は、気軽に行けてリーズナブルなお好み焼きの百平、ちょっとオシャレなイタリアンのラ・ラティーニである。