総選挙

　昨日は第４５回衆議院総選挙が行われ、遅くまで開票速報を見ていたので今朝は寝ぼけ眼で新聞に目をとおしていると、各紙とも民主党圧勝、政権奪取の活字が大きく躍っていた。　開票速報も事前の世論調査や出口調査をもとに出されるので、開票があまり進んでいなくても早々と当確が出て、８時の投票終了間もなく民主党の３００議席獲得の予想を出していた。そして、ほぼ選挙前のマスコミの世論調査通りの結果になったようである。

　今回は国民の選挙に対する関心も特に高く、期日前投票も定着し投票率も６９％前後で、小選挙区比例代表制になってからの最高となったようである。選挙権を得て半世紀、棄権したことは一度もなかったように思う。国政選挙、地方選挙と何回投票に行ったことだろう。民主政治において参政権を行使するのは当たり前のことだ。今回も９時過ぎに投票所に行ったが、これまでになく大勢の人が投票に行っているのに驚いた。入り口では共同通信の出口調査が行われており、調査に協力した。以前は口頭で答えた程度だったが、今回は調査用紙の設問に記入する方法であった。世論調査の確率の高さに納得した次第である。

　自民党では閣僚や有力者が小選挙区で次々と落選、公明党でも小選挙区で全敗と与党に厳しい審判が下った。自公政権へ逆風の中での選挙で、政権交代が現実のものとなった。選挙で政権が交代するのは日本憲政史上初めてのことである。議院内閣制のもとで、イギリスのような２大政党による政権交代が望ましいのではないか。民主党のマニフェストを実現するにあたって財源等の課題も多いことも事実である。これから民主党政権のお手並み拝見である。

百日紅(サルスベリ）

　今日は二十四節季の処暑である。昨日までむし暑い日が続いていたが、今日は心なしか空気が澄んで秋の気配が感じられるようになってきた。庭では百日紅が今を盛りと咲いている。境内には４本の種類の違う木があり、開花の時期も異なり長期間花を楽しむことができる。百日紅と言われるように秋まで咲き花の期間が長い。苔の緑のジュウータンの上にピンクの花びらが落ち、そのコントラストが何とも美しい。

　学校は明日より５月の新型インフルエンザ休業の振り替え措置で、はや授業が始まるようである。１週間早く始まると夏休みが短く、一番長い２学期が更に長く感じられることだろう。すぐに運動会・体育大会等の行事があり、残暑の中、本来のペースを取り戻すのに体力的にも精神的にも大変だったことを思い出す。今は毎日が日曜日の身、有り難いことである。

　新インフルエンザが「流行期」に入ったようである。秋以降再び流行するとは予想されていたが、こんなに早く流行するとは全くの想定外で油断もあったのかも知れない。先の流行は神戸、大阪の高校生が集団感染し地域も限定されていたが、先週全国で１１万人もの人が医療機関の受診を受け、プロ野球、大相撲、高校野球にまで影響が広がっている。それにしても沖縄が患者数が一番多いのも不思議である。今月はお盆の月にあたり、日本民族の大移動、休みを利用して海外旅行者も多く、それも感染の一因のようだ。

　２学期が始まり学校に生徒が戻ってくると、集団感染の拡大が心配される。先に流行した時にはマスクが品不足で手に入らないケースもあったので、先を見越してマスクは買いだめしておいた。もうマスクがかなり売れているようである。入念な手洗いとうがいをして自分でしっかり予防するしかないようである。

同窓会

　菅野中学校１９７０年３月の卒業生の皆さんこんにちは　同窓会の案内を頂きましたが、生憎お盆の忙しい日と重なり、残念ながら出席できません。
　あれから早、４０年近くにもなるのですね。皆さんはそれぞれの職場の重要な地位で活躍されていることと思います。女性の方は子育てをとっくに終え、孫ができた方もあるかも知れませね。
　「友あり、遠方より来る、また楽しからずや」　旧友を懐かしんで、旧交をあたためるのは、年をとればとるほど貴重なものになってくるのではないかと思います。
　私は晴耕雨読（パソコン）の毎日で元気にやっています。
次回の同窓会で皆さんに会えるのを楽しみにしています。　　　　　　　　　　　　内海　晃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

孫

　今年もお盆に孫たちがやって来て、賑やかだ。普段静かに暮らしているので、少し面食らうところもあるが、孫に元気をもらうと同時に孫のいる幸せをしみじみと感じる。孫との話の内容も、今話題のニュース、芸能界のこと、はては気象情報に至るまで話題が豊富で、こちらの知らない事もよく知っていたり、２台のパソコン（デスクトップ・ノート）もフル回転、その成長ぶりにただ驚くばかりである。

　にわか大所帯となると、３度のおさんどんが大変である。そこで気分転換も兼ねてたまに外食となる。我が家の定番は馴染みのイタリアンのラ・ラティーニ、和食の夢季庵、お好み焼きの百平である。今回もこのフルコースになりそうである。夢季庵はお盆の定休日のようであったがご主人のご好意で、特に店を開けてもらって貸し切り状態の中で、誰にも気兼ねすることなく料理に舌鼓をうつことができた。川床で夢前川のせせらぎを聞きながら、味わう鮎料理は最高である。ご主人のさりげない行き届いた接待に一同大満足である。子どもにもあった料理も作ってもらい、その心配りに孫たちも大喜びである。今が成長盛りで健啖ぶりを発揮、すぐにペロリとたいらげってしまった。この前、我が家での夕食の焼肉もアッという間に２キロがなくなってしまった。それだけ食べるとたのもしく感じる。これからはエンゲル係数が高くなりそうである。食事の後、川で泳ぐのを楽しみにしていたが、生憎雨が降り出し、川も増水していたので、水泳は残念して、雪彦温泉の湯に浸かった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おにゆり

　待ちに待った梅雨がやっと明けた。観測史上最も遅い梅雨明けになったようだ。今日は朝から真夏の陽光が照りつけている。庭の掃除をしていても、梅雨時のむし暑さに比べると、汗だくになってもすっきりした感じがする。夏はやっぱり暑い方がいいようだ。アイスクリーム、スイカも美味しく感じる。

　梅雨の間は雨に打たれ、花びらも落ちそうになっていた、おにゆりが俄然元気になり庭でひときわ目立つようになった。おにゆりは真夏に似合う花のようである。箱館山のゆりも良かったが、我が家のおにゆりも美しい。

　それにしても２日未明から午前にかけての雷雨は凄かった。福崎町で１時間に６８．５ミリの雨量を記録したそうだ。雷と雨の音でなかなか寝つかれなかった。稲妻とともにバッチィという音がしたので、てっきり近くに落雷したものと思い電気をつけて見たが、その時は何も異常はなかった。翌朝インターネットが通じなくなっていた。昨日ＮＴＴ通信機器取扱い相談センターに電話して見ると、そんな相談が多くこんでいて、なかなか通じなかった。今日業者が２人やって来て点検の結果、案の定落雷でモデムが壊れていた。モデムを取り替えて貰ったが、モデムも機種が古いようで何とか在庫があり、事なきを得た。今度こんな事があると在庫がないかも知れない。この業界も日進月歩のようである。そんなことはすっかり忘れていたが、保険に入っているとかで、修理代も無料で済んで何か得をしたような感じになった。ともかくインターネットが通じるようになってやれやれである。