三枝草日記

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梅雨入り

2011-05-27 15:30:13 | 四季・天候
 昨日近畿地方が梅雨入りした。これは例年より12日、昨年より18日も早い梅雨入りで1951年に統計をとりはじめて2番目に早い記録だそうだ。最近は天気が安定せず梅雨入りも近いと思っていたが、5月の梅雨入りは珍しい。そこで気になるのが、その分早く梅雨明けするのか、梅雨の期間が長くなるかだ。鬱陶しい日が長く続くと気分が滅入ってしまうし、早く梅雨明けして真夏の太陽が照りつけ気温が上がると、今年は消費電力のことも気になりどちらにしても困っちゃう。
 そんな梅雨入りした昨日は何の用事も入っていない空白の一日であった。4月から多忙をきわめ、まだ6月まで持ち越しそうである。そんな日を無為に過ごす手はないと気分転換にぶらりと大阪まで出かけた。大阪ステーションシティが新装オープンしたのが、今月の4日であった。当日は50万人の人出で賑わったとかで、少し落ち着いたところで行って見ようとは思っていた。どうも初物に飛びつくミーハー的なところがあるらしい。東京のサントリーホールや六本木ヒルズ、表参道ヒルズも間髪を入れず行った経験がある。
 朝ゆっくりして出かけ昼食を大阪駅のレストランでと思ったが、偶の外出なので少し落ち着いた所で、久し振りにフランス料理でも食べたくなった。電車の中より携帯で帝国ホテルに問い合わせ予約が取れた。ランチはリーズナブルで手ごろな料金であったので良かった。さすが帝国ホテルは盛り付けや味も然る事ながら、さりげないサービスが行き届いていて幸せな気分になった。東京帝国ホテル総料理長であった村上信夫さんが考案された、名物のシャリアピンステーキ等帝国ホテルにまつわるエピソード話を、ウェーターと食事中にした所為か、料理長がエレベータの所まで見送って下さった。こんなことは初めてで、ちょっとした賓客気分になった。村上信夫さんが同じステーキを家庭で食べると、味が40パーセント程落ちると言われていたが、まさにサービスと雰囲気が大切である。事前に予約するとシャリアピンステーキやエリザベス2世女王陛下夫妻が来日された時に出された海老料理もOKだそうだ。
 お腹も一杯になったところで、大阪ステイションシティの散策としゃれ込んだ。ホーム上の東西180メートル、南北100メートルの巨大ドームに圧倒された。北ゲートビルには大阪三越伊勢丹が南ゲートビルには大丸梅田店があり、時空(とき)の広場でつながっている。三越と伊勢丹が合併して両者の特徴が良く生かされていると思った。婦人服関連の売り場が1階から5階までありファッションに強い伊勢丹、美術画廊のスペースも広く高級感のある三越のイメージが良くでていると思った。11階屋上の風の広場から北に目をやると、建設用のクレーンが林立し、2013年に誕生するグランド大阪ビル建設の槌音が響いていた。さらに北ヤードの開発も進むようで、大阪駅周辺も大きく変貌しようとしている
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姫路城

2011-05-18 18:20:26 | 教養・文化

 昨日、学校厚生会主催の歩こう会「天空の白鷺:大天守閣修理見学」の集いに参加した。昨年秋より5ヵ年計画で改修工事が行われており、大天守は素屋根で覆われているが、エレベーターで地上50メートルの素屋根内部の見学スペース「天空の白鷺」まで登ることができる。そこから大天守の漆喰壁や屋根瓦の葺き直しなど、改修の様子も間近に見学できる。今まで見ることができなかった、「上山里曲輪」や「リの一渡り櫓」も特別公開されており、NHK大河ドラマで放映中のお江の娘「千姫」ゆかりの西の丸・化粧櫓も見ることができた。

 姫路城は1993年12月、法隆寺とともにユネスコの世界遺産にわが国で初めて登録された。江戸時代初期に造営された最も完成された城郭建築であり、壮麗な天守閣をはじめ数多くの建物が建築当時の美しい姿で今日まで残っている唯一の城でもある。

 姫路城の美しい姿は何時も目にしているが、それこそ「燈台下暗し」で城内に入ったことは殆どなかった。改修工事が始まると姫路城の美しい姿を当分見ることができないので、昨春、桜が満開の頃に行ってみたが、長蛇の列で入城に2,3時間要するようだったので断念したのが残念であった。

 今回はシルバー観光ボランティアの方がユーモアたっぷり、懇切丁寧に案内をして下さったので、姫路城にまつわる歴史もよく解り、気がつけば2時間30分が経過していた。今日は来て本当に良かったと思った。姫路城の素晴らしさを再認識すると同時に、姫路城は姫路市民の誇りであるとつくづく思った。17日が開館から53日目で10万人を突破した日となったようだ。この日は10万前後に入館したことになり、丁度10万人目に入館していれば、記念品をもらえるところだったのに。

 前回の昭和の大修理は1956(昭和31)年~1964(昭和39)年であった。約半世紀近くになるが、その時は大学生だったので、友だちを案内してお城に行った記憶がよみがえってきた。当時は紅顔の美青年であった。今の「嵐」のようなものである。

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2010年4月撮影

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                                          1958年11月撮影  

   

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平戸つつじ

2011-05-15 16:05:37 | 写真
   何時の間にか連休も終わり、5月も早半ばになり新緑が眩しい頃になった。例年であれば疾っくに散ってしまっている平戸つつじがやっと満開になった。やっと開花し始めた先週、3日続きの雨に打たれ、もう一つ花に勢いがなく鮮やかな色づきをしていないようだ。オオデマリ、コデマリも咲いたと思ったら、いつの間にか花が色あせてしまっている。日向にシャガの花がひっそりと可憐な花を咲かせている。シャガは花期が長く雨にも負けず咲き続け、見るものの心を癒してくれる。
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八十八夜

2011-05-02 14:33:58 | 四季・天候
 今日は八十八夜である。立春から数えて八十八日目になり、もう霜も降りない頃で茶摘や種まきの時期と言われる。周りの山々も新緑が眩しく光っているように感じられる。
 平戸つつじが見頃をむかえる頃であるが、今年は蕾がやっと開きかけたところで1週間程遅れている。
 3月、4月が天候不順でひんやりした日が多く、今が旬の筍も不作のようだ。そんな天候の所為で桜は結構楽しめた。ソメイヨシノも長持ちし、八重桜もまだ辛うじて残っている。今はぼたん桜が豪華に咲き誇っている。約1月間も桜を堪能できた年も珍しい。
 桜前線も北上し、東北新幹線の全線開通に合わせるように弘前城の桜も満開になったようだ。しかし、今年は震災が大きく影響し、どこの観光地も大幅に落ち込んでいるようだ。
 これから復興に向う時期、極端な自粛はどうかと思う。復興には巨額の財源が必要であり、そのためには消費を喚起し経済を活性化することが重要である。そのことが間接的に被災地を支援する事につながるのではないかと思う。
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