三枝草日記

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下北半島の旅

2009-05-31 22:29:47 | 旅行記

 かねて念願であった比叡山、高野山とならぶ日本三大霊山の一つである、恐山参拝がやっと実現する。4、5月と連日多忙を極めていたが、少し落ち着き、梅雨入り前の天候が比較的安定している時期を見計らって、思い切って野趣あふれる下北半島周遊の旅に出かける。青森空港より、十和田湖、奥入瀬渓流を経て、一路恐山に向かう。

 恐山菩提寺は、約1200年前天台宗の慈覚大師円仁によって開かれた霊場で、かって天台宗の寺であったが、今は曹洞宗に変わっている。恐山は、宇曽利山がなまったものだといわれている。三途の川を渡り、総門をくぐり、霧雨に煙る境内に入ると、霊気を感じるようであった。ご本尊の延命地蔵菩薩がお祀りしてある、地蔵殿に参拝の後、慈覚大師堂の方へ向かうと、岩山、奇岩が一面を覆い、硫黄ガスの臭気が鼻をつく。そして血の池地獄を通り、宇曽利湖にたどり着く。湖をとりまく白砂の浜は極楽になぞらえ、人は死ねばお山へ行くという、昔からの庶民信仰が根付いているように思った。

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 次に北緯41度33分、東経140度58分。本州最北端の地、大間崎に行く。ここは最高級マグロの代名詞にもなった大間産マグロで有名な所である。ここの売店で食べた、ウニの味は絶品であった。仏が浦遊覧Img_0579の後、下北フェリーにて陸奥湾を横断し津軽半島へ向かう。

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 竜飛崎の一番近くにあり、さいはて津軽半島の先端にある一軒宿に宿泊する。このホテルのロビーの真下を青函トンネルが通っており、列車が通過すると、天井のレインボーが7色に点滅し、汽笛もかすかに聞こえる仕組みになっている。翌朝、津軽海峡冬景色の碑、車の通れない不思議な階段国道を見学。津軽海峡冬景色の碑ではボタンを押すと歌が流れ、石川さゆりのヒット曲を皆で合唱、しかし風が強く、冬のコートが必要な程寒かった。

 その後、水森かおりの歌で知られる、波打ち際を走る絶景のローカル列車JR五能線に乗車、不老ふ死温泉の露天風呂に浸かり、雄大な日本海を眺めながら、旅の疲れを癒し、秋田空港より帰途についた。

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姫路ばら園

2009-05-22 11:52:22 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0562  インフルエンザで学校が今週一斉休校になり、孫も家の中での生活が長びくと、かなり退屈してきたようである。

 今日は混雑を避けて、空気のきれいな市川河畔にある「姫路ばら園」に行く。

 八百種三千五百本のバラが、丁度今見ごろを迎えており、ほのかな甘い香りを漂わせていた。

 赤色の香りの良い品種のマリアカラスと黄色で太陽の女神サンガッデスの苗を買い、早速庭に植える。これから成長し花が咲くのが楽しみである。

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新型インフルエンザ

2009-05-18 15:55:00 | 健康・病気

 新型インフルエンザの感染者が兵庫、大阪で広がりをみせ、大きな社会的影響が出ている。本日より市内の保育所・幼・小・中・高・特別支援学校が22日まで休校になり、神戸まつりをはじめ、各種のイベントも中止せざるを得なくなった所も多いようである。また、宿泊施設のキャンセルもあいついでいる。身近なところでは、家内が21日から湯村温泉で宿泊して、出席を予定していた、新温泉町での兵庫教区寺庭婦人会総会も中止になった。

 感染者は高校生が殆どで、これは若者が圧倒的に多い、世界的な傾向と一致しているようである。神戸の場合はバレーボールの交流試合とか言われているが、大阪の高校とは全く接点がないようである。何故、高校生かと言う疑問もわくが、運動を通して体の接触が多く、ペットボトルなどの飲み物を回し飲みしたり、衛生的意識が比較的低い等の問題も指摘されている。何れにしても感染ルートの解明が急がれる。

 水際の検疫がある程度の成果をおさめていたが、潜伏期間が1週間余りあり、厳重な検疫をすり抜けて入って来たものと思われる。防護服に身を固め、物々しい検疫に、体に少しの異常を感じていても、申告せずに入国してしまった人もあったのかも知れない。

 今のところ、強毒性の鳥インフルエンザを想定した対策になっているので、これ以上拡大すれば、都市機能はマヒしてしまいそうである。幸い病原性は低いようなので、軽症者はアメリカのように自宅療養してもいいように思う。季節性のインフルエンザや一般の風邪と見分けがつき難く、風邪気味でも神経質になりそうである。人前でセキをしたりクシャミをするのも憚れる。北九州市の中学生が修学旅行で、神戸市の一部に滞在した生徒を、登校停止したのは汚染地域に足を踏み入れたものは、すべて汚染源になるような印象を与え、過剰反応のような気がする。

 インフルエンザの防止方法として、よく言われている手洗い、うがい、マスクの着用、不要不急の外出、十分な睡眠と栄養で免疫力を高め自分自身を守ることである。これをきっかけに、外出したら必ず手洗い、うがいの励行等の生活習慣が身についたらと思う。


北海道大物産展

2009-05-13 21:08:32 | まち歩き

 久し振りに昼から、姫路の街に出かける。本日より山陽百貨店で北海道大物産展が開かれのを、新聞のチラシで見たのを思い出し、用事を済ませた後、駐車場より大手前通りをぶらぶら歩いて百貨店に向かう。途中外国人の一団に出会う。今や観光シーズン、恐らく姫路城見物に行くものと思われる。添乗員と思しき人が、旗を持って先導していた。

 街路樹の楠木が大きく成長し、その新緑が歩道をおおって木陰をつくり、さわやかな風が頬を撫ぜてここちよい。あらためて木を見ると、黄色い小さな花を付けているのに気づく。楠木も花を咲かすのかなと思った。九州の大宰府天満宮にある楠木の大木を思い出した。

 百貨店に入ると、ウイークデーにも拘わらず、かなりの人出であった。やはり北海道物産展は人気があり、集客力があるようである。5Fの物産展の会場は混雑していた。ところが前回長い行列ができて、とても買えそうになかった、花畑牧場の生キャラメルを買うことができてラッキーであった。品物によっては朝一番に並んで整理券をもらわないと買えないそうである。

 帰りに御幸通りの、馴染みのはまもとコーヒー店に寄り、コーヒー豆を買い求める。コーヒー豆は、いつものやや酸味のあるモカ500gにする。朝食後、10時、午後3時のコーヒーは欠かせないので、すぐに無くなっちゃうが、買いだめすると風味がおちるので、何かのついでにこまめに買う方が良いようである。

 


子どもの日

2009-05-06 20:00:26 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0541  昨日5日は子どもの日であった。孫を連れて何処へ行こうかと思案の末、混雑を考えて、最も近場で安上がりの、ヤマサ蒲鉾の芝桜見物と、書写山へ東坂より歩いて登るコースにする。

 ヤマサ蒲鉾の芝桜も、もう盛りを過ぎ期待していた程ではなかった。孫たちは花より団子で、蒲鉾の試食の方が目当てのようであった。

 その後、書写山へ向かい登る前に、腹ごしらえをしようと思ったが、馴染みの百平は定休日で、周辺に目ぼしきレストランもなく、やむを得ず昼食は後にして、登山することにする。歩いて登るのは、あまり記憶に残っていないが40年ぶり位かな。ロープウェイ駅まで辿り着いた頃には、汗が噴き出していたが、日頃裏山の三十三観音で鍛えているので、難なく円教寺摩尼殿まで辿り着くことができた。連休中は新緑まつりも開かれており、大勢の参詣者で賑わっていた。

Img_0543  下山後、前之庄まで帰り遅い昼食をとり、私らは家に帰り、孫たちは塩楽荘の温泉につかり疲れを癒した。