三枝草日記

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芸術の秋

2012-11-25 15:02:35 | 教養・文化
 先週から多忙な日が続き、12月に入ると師走の言葉通り更に忙しくなりそうだ。勤労感謝の日から始まる3連休の中日は、特に予定もなくぽっかりと空いていた。その休日を最大限活用しようと神戸方面に出かけた。まず神戸市立博物館で開催されている、マウリッツハイス美術館展に行った。土曜日であったので予想通りスムースに入館できず、約30分間待ちであった。お目当てのフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の前は長蛇の列で、フェンスで仕切られ2列になって順番に見学するようになっていて、絵画の前に辿り着くまで約20分位要した。前をゆっくり歩きながら見る程度であったが、それでも念願の「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞できてよかった。
 その後、旧居留地で軽く昼食を済ませ、阪急電車で西宮へ向った。車窓から見える六甲の紅葉が何とも美しかった。予期せぬ紅葉が見られてラッキー 今年の紅葉は例年になく、きれいだと言われているが、これが今年の紅葉の見納めになりそうだ。
 兵庫県立芸術文化センターではバイエルン放送交響楽団の演奏を鑑賞した。指揮が巨匠マリス・ヤンソンスで演奏曲目がベートーヴェンの交響曲第7番ときたら、もう最高 全曲を通してリズムカルで、最後までテンションが落ちることのない熱狂的なこの曲は、ベートーヴェンの交響曲の中でも大好きな曲の一つでもある。ベートーヴェン交響曲全曲演奏ツアーの4番と7番の演奏に酔いしれた。
 演奏の余韻が覚めやらぬ中、隣の阪急ガーデンズに寄った。休日とあって大勢の買い物客でごった返していた。阪急百貨店で冬物衣料の半額セールが目にとまり、思わず衝動買いしてしまった。最近は断・捨・離を心がけるようにしているが、これからの寒さ対策のため、暖かそうな良い品物が見つかり買ってしまった。それにしても品物が豊富にあり、好みに合ったものが選べて良い。姫路だとそうはいかない。安くしかも良い品物が買えて得した気分である。買い物をしてお腹も空いてきたたので、レストラン街で何を食べるか迷いに迷い、結局昼と同じようなイタリアンにした。最近の好みはイタリアンになってしまったようだ。
 今日は美術と音楽のコラボ、それに買い物、食事と最高の優雅な1日となった。これで師走が乗り切れるぞ
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氷ノ山

2012-11-17 11:36:36 | 
 数日前、マジェスタの後部座席のドアが半開きになっていてバッテリーが上がってしまった。これにはまだ付録があって、マスターキーも紛失して、トランクに積んでいたブースターケーブルも取り出せなくなってしまった。盗難予防上、スペアキーではトランクも何も開かないような構造になっているらしく、こんな時には困ったものだ。至る処を家探ししても見つからず、教え子がやっている姫路整備に連絡した途端に、意外や意外、傘の中から出てきた。傘の中に滑り落ちそのまま畳んでしったらしい。これではいくら探しても見つからないはずだ。これからはkey(気)を付けなくっちゃ。早速ブースターケーブルに繋ぐとエンジンが始動し、近辺を当てもなく走って充電した。教え子によると寒い時期は相当走らないと充電しないそうだ。
 昨日はお出かけ日和であったので、完全充電のため氷ノ山までドライブした。紅葉は盛りを過ぎていたが、一昨日の寒波でうっすらと雪が積もっていて、冠雪の氷ノ山を見られて最高であった。親水登山口で練馬ナンバーの車の方に出会った。車で一人旅をして全国各地を巡っておられ、今月末に東京に帰られるそうで、凄いと思った。城崎温泉や有馬温泉も紹介しておいたが、行かれたかな。帰りに和田山のパオパオに寄ってみたら、倒産のため閉店していてひっそりとしていた。車窓から素晴らしい紅葉(黄葉)を眺めながら、錦秋の但馬路をドライブ、車も快調、充電を兼ねた一石二鳥のドライブとなった。こうようさん(紅葉山)紅葉を見ると、心も爽快!まさに紅葉三昧!写真も三昧(三枚)にしようと思ったが、倍の6枚にした。
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立冬

2012-11-07 14:19:57 | 四季・天候
 今日は立冬、暦の上では冬であるが、外は小春日和で結構暖かい。まわりの山々も大分色づき始めた。久しぶりにチェンソーを始動させようとしたが、エンジンがかからず汗をかいた。これから寒くなると山仕事の機会が多くなる。冬場の山仕事は身体が温まり暖房要らず、カロリーの消費と足腰の鍛錬になり健康的で、キノコも味わえる、まさに一石三鳥だ。これから木を伐採してキノコの原木を切り出し準備する時期になってきた。出しの良い所は切りつくしてしまったので、ほだ木に適したナラ、ミズナラ、クヌギが少なくなってきている。今年もほだ木からシイタケやヒラタケが生えてきた。樹皮の厚いクヌギのほだ木は、ふた夏越さないと生えてこないが、大きくて肉厚の物が多い。ヒラタケも肉厚でうまみもあり、まぜごはん、炒めものに適している。松枯れで松茸狩りはできなくなってしまったが、但馬の知人や西宮冷蔵の水谷さんから今年も松茸を頂き、秋の味覚の王者「松茸」も賞味でき幸せだ。昨日は松葉ガニも解禁されたようで、これからの楽しみが増えた。年齢とともに欲望(煩悩)は減少し、断・捨・離を考えるようになってきたが、食欲だけは別もののようだ。食欲があることは健康の証しとか勝手なことを言っている。
 裏庭ではカラスウリが真っ赤な実をつけている。カラスウリの花は夜開き、朝になると萎んでしまうので、花を見る機会は少ない。花梨は昨年ぎっしりと実をつけたが、今年は一個しか生っていない。栗は今年豊作であったが、柿は不作のようで串柿にできなかった。
 庭では赤紫色と白のシュウメイギクが咲き続けている。この花も花期が長いようだ。楚々とした和風の魅力的な花である。
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