昨日、大阪へ歌舞伎見物に出かけ、昼過ぎに大阪に着きフライング トマト カフェで昼食をとった。ハロウィンメニューや玄関を入ると1F、2Fのロビーにはハロウィンの豪華な飾りがしてあった。日本でも最近国民的行事として定着しつつあるようだが、火付け役はTDRやUSJなどのテーマパークのようだ。もともとケルト人の収穫を祝い、悪霊を追い払う宗教的行事であったが、宗教的な意味合いは薄れアメリカなどで娯楽化、商業化しイベントとして楽しむようにり、日本でもバレンタインデーを凌ぐようになった。
歌舞伎の開演まで相当時間があったので、あべのハルカス美術館で開催されている展覧会(英博物館 国際共同プロジェクト北斎-富士を超えて)に行ってみることにした。ところが、40分の時間待ちで長蛇の列、これではとても歌舞伎の開演に間に合わないので、16Fの屋上で四天王寺から梅田方面の景色を眺めながら一休みして歌舞伎会場の松下IMPホールに向かった。北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は「The Great Wave」として世界で最も知られる作品の一で是非観ておきたかった作品なので残念であった。
IMPホールもJR京橋駅から5分のところにあるのに、ビルの中に入って行くと分かり難かった。昨年、東京歌舞伎座で市川猿之助の義経千本桜を観て以来、久し振りの歌舞伎見物であった。今日の演目は操り三番叟、舞妓の花の宴、釣女であった。客席の大向こうから成駒屋❗️松嶋屋❗️と掛け声が飛び交い、艶やかな着物姿の女性も多く歌舞伎の雰囲気を久々に堪能した。藤原紀香も受け付けでにこやかに挨拶していた。