昨夜HHK交響楽団の演奏会が、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールであ
った。当日は近くの甲子園球場でも、全国高校野球の準決勝、報徳対興南戦の好カードが組まれていた。高校野球を観戦してから、演奏会に行くことも考えたが、午前11からの試合開始でもあり、炎天下の甲子園で長時間過ごすのは体力的にしんどく、甲子園へ行くのは諦め家でテレビで観戦する。
当日は初めて娘や中2の孫と一緒に観賞する。孫は今年、学校の1日見学旅行で、このホールでオケの観賞のイロハを経験していて、オケの素晴らしさを少しは解っていたのか、時折身を乗り出して聴いていた。ウエーバーの歌劇「オベロン」序曲に始まり、続いてサン・サーンスのヴァイオリン協奏曲が演奏された。ヴァイオリンン奏者ホアン・モネラの優雅な演奏も聴衆を魅了した。最後の曲目は、ブラームスの交響曲第2番であった。明るい、楽しい曲でフィナーレの第4楽章に入ると客席の雰囲気は最高潮に達した。猛暑とお盆の忙しさで心身共にまいっている時期だけに、心癒され体もシャキッとし爽快な気分で家路についた。音楽の魅力はまっこと凄いぜよ。