三枝草日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

グルメとオーケストラ

2019-10-11 16:00:27 | 音楽

 10月、東京・名古屋・大阪は30℃を超える真夏日でスタートした。大阪枚方は34.0度で猛暑日一歩手前、真夏日は139地点、2日になっても福岡前原で34.0度、117地点で真夏日を記録した。今年は取り分け残暑が厳しく、今日も台風19号の影響もあり蒸し暑く感じる。昭和33年の狩野川台風に匹敵する超大型台風が迫っているので心配だ。今年は残暑の影響か彼岸花が例年より1週間余り遅く咲いた。田んぼのあぜ道に真紅の絨毯を敷き詰めたように咲く彼岸花は幻想的だ。彼岸花ほど各地で様々な呼び名がある花も珍しい。地方ごとの名前は数百とも千に及ぶとも言われている「手腐り花」「曼珠沙華」「キツネノタイマツ」「オイランバナ」ユウレイバナ」「花火花」等があるが当地ではテクサリと言っていた。

 先月に淡路島へ招待してもらったので、お返しに大阪のグルメとオーケストラの演奏会に招待した。まず、ラ・フエットひらまつでランチ。中之島フェスティバルタワー最上階にある、有名なフレンチレストラン「ラ・フェットひらまつ」の名は知っていたが、訪れたのは初めてであった。地上200m、360度の美しい眺望に囲まれた贅沢なワンフロア、エレガントな雰囲気のダイニングは素晴らしく、料理のコストパフォーマンスも高い。

 コンサートの開演時間(19時)まで大分時間があったので、大阪駅まで戻り環状線に乗車し福島駅で下車、関西将棋会館に寄り梅田スカイビル天空の庭園で時間をつぶした。梅田スカイビルの空中庭園は約20年余り前の開館間もない頃に来た記憶があるが、高層ビルが立ち並び周辺の風景は一変していた。空中庭園より暮色迫る大阪の絶景をゆっくり眺めることがきて良かった。外国人観光客の方が圧倒的に多いのにも驚かされた。シンフォニーホールに向かう途中、軽めの夕食にラーメンを食べ支払いはPayPayで済ませた。電車もICOCAの電子マネーなので殆ど現金を使わずに済むようになった。

 西本智実指揮イルミナートフィルハーモニーオーケストラの演奏は、彼女の颯爽とした身のこなしや指揮ぶりを間近で見られて迫力があった。演奏曲は「Seaspes for Violn」「ローマの松」「ボレロ」アンコール曲は「ハンガリー舞曲第5番」であった。ザ・シンフォニーホールは東京サントリーホールと同じくワインヤード型ホールで音響効果も素晴らしい。チケットを見てABCのI列を数字の1列と間違えて最前列の座席だと思っていたら、9列目の1列だったので丁度全体を見渡せる良い席で良かった。

 


ベートーヴェン「第九」

2018-11-07 13:08:30 | 音楽

 今日は二十四節気の冬至だが、この時期にしては暖かい小春日和が続いている。今冬は暖冬傾向の長期予報が出ていて、年とともに寒さが堪えるようになってきたので、その通りになれば有難い。昨夜、久し振りに「第九」の演奏会に大阪へ出かけたがコートも要らず暖かかった。夕食をルクア大阪にある「エキ ポンテベッキオ」でとり、午後7時の開演時間に間に合うようにタクシーでフェスティバルホールに向かった。折角のディナーをゆっくり味わいたかったが開演に間に合うように早めに料理を出してもらった。丁度、午後5時の開店から入ってもディナーは2時間程かかるので仕方がない。ここのピッツァは本物へのこだわりがあり、真っ赤なナポリ式薪窯で焼くピッツァは美味しかった。駅ビルに薪窯を設置するのは世界初、前代未聞だそうだ。イタリアンの定番料理や旬の素材を使った料理の数々をカジュアルに、リーズナブルに楽しめるのが良い。フェスティバルホールへタクシーで向かう道中、4日(日)から始まった大阪の風物詩「御堂筋イルミネーション」も垣間見えて綺麗だった。

 今年のトップをきって年末恒例のベートーヴェンの「第九」。年末には「第九」の演奏会が連日のように開かれているが、この早い時期にあるのは珍しい。年末になると忙しくなり、とても行けそうにないが、この機会に思い切って行って良かった。久し振りに聴く「第九」は素晴らしかった。指揮は指揮者の登龍門と言われるフランスの「ブザンソン国際指揮者コンクール」にて、聴衆&オーケストラが選ぶ最優秀賞を獲得し、現在ドイツ東部のドレスデンを拠点に世界的に活躍する齋藤友香理が大フィルとの共演であった。アンコールを兼ねたフィナーレは客席と一緒に喜びの歌を合唱して盛り上がった。今月に入り超多忙な日が続いていたので、よい気分転換になった。


グルメとオーケストラ

2018-04-22 17:27:38 | 音楽

 4月なのに真夏日?今週末は好天が続き季節外れの陽気となり、昨日は島根県川本町で最高気温が38.2度、兵庫県豊岡市で31.8度の真夏日を記録した。今日も群馬県館林市で32.1度を記録、真夏を思わせる陽気となった。まだ暑さに慣れていないので熱中症対策として水などをこまめにとることが必要だ。

 昨日は郊外に出かける方が良いような天候であったが、予定していた大阪でのコンサートに出かけた。コンサートの前に2月に招待を受けたお礼に誕生日祝いを兼ねて帝国ホテル「レ セゾン」のランチに招待した。四季折々の素材を厳選した季節感あふれるシェフの特選コースメニューと隅々まで行きとどいたサービス、そして個性豊かなワインを堪能できた。食事の後お目当てのコンサート会場のフェスティバルホールへ向かった。第56回大阪国際フェスティバル2018の開幕を飾りに相応しい大阪4大オーケストラの響演であった。ポログラムは大阪フィルハーモニー交響楽団、尾高忠明指揮「エルガー:南国にて」関西フィルハーモニー管弦楽団、藤岡幸夫指揮「チャイコフスキー:白鳥の湖」日本センチュリー交響楽団、「リムスキー:スペイン奇想曲」大阪交響楽団、外山雄三指揮「ブラームス交響曲第1番」であった。演奏は延々3時間にも及びクラシックを堪能した。ステージから3列目の席だったので、指揮者の表情が手に取るように分かり、コンサートマスターのバイオリンの弦が切れたのも分かった。帰りは歩いて大阪駅🚉へ行く途中、堂島ロール本店に寄って土産を買い、大阪駅マルシェで軽くラーメンで夕食を済ませた。昨日はグルメと音楽で至福の時を過ごし最高の癒しとなった。

 


シンフォニーホール

2018-02-26 12:00:46 | 音楽

 年末年始より連日忙しい日が続き、しかも厳しい寒さで身体も少々参っていたが、やっとそこはかとなく春の息吹が感じられるようになり「春の使者」フキノトウが駐車場斜面の陽当たりのよい雑草地に顔を出し始めた。Spring is in the air.

 珍しく昨日の25日の日曜日には予定が入っていなかったので、正月明けに「小林研一郎 炎のタクト!」のチケットをゲットしていた。急用が入ってこないか気になっていたが、幸い何事もなくコンサートを楽しむことができ良い休養日となった。時あたかも羽生善治竜王 永世7冠の国民栄誉賞の受賞や藤井聡太6段の活躍で将棋人気もうなぎ上りで、注目を集めている最中、シンフォニーホールの道中にある関西将棋会館に寄ってみた。丁度、関西将棋会館をホームとしている藤井聡太6段の対局が23日(金)にあり6段になって初白星を挙げ1月11日以来12連勝となったところであった。対局当日の藤井6段の昼食は会館内にあるイレブンの日替わりランチだったそうだ。記念にグッズを買いたかったが羽生竜王、スピード出世の藤井6段のグッズは生産が間に合わず置いてなかった。昨日は日曜日だったので対局はなく、藤井6段の対局は3月1日の予定らしい。17日(土)にあった朝日杯将棋オープン戦の優勝賞金は750万円と凄い。何に使うのだろうか、そんな質問も出ていた。16日から始まった確定申告もするらしい。

 将棋会館で日替わりランチの昼食を済ませた後、シンフォニーホールに向かった。久しぶりに行くシンフォニーホールの周りは高層ビルが立ち並び、すっかり様子が変わっていた。ザ・シンフォニーホール特選コンサート「小林研一郎 炎のタクト!」🎼🎻🎺のプログラムは絢爛たるチャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番、ベートーヴェン :交響曲 第7番であった。交響曲第7番はベートーヴェンの交響曲の中でも好きな曲で躍動的なリズム、ポップス調の圧倒的なフィナーレに感動、血がたぎり若返ったような気になった。アンコール曲は「ダニーボーイ」「ユーモレスク」であった。シンフォニーホールの音響効果も素晴らしい。6月2日(土)の巨匠ズービン・メーター指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会のチケットもゲットしているので楽しみである。座りっぱなしだったので歩いて大阪駅まで行き、喉を潤すためエキマルシェでソフトクリームを食べ店を出た所で、もう一つラッキーなことがあった。偶然にも大阪駅🚉エキマルシェで孫と出会った 日曜日で大混雑している大阪駅で偶然孫と出会うなんて不思議なことだ。孫も急いでいたようで立ち話しかできなかったが、楽しいことが重なり身も心も癒された一日であった。


3大交響曲の夕べ

2017-08-30 13:53:32 | 音楽

 8月も明日で終わり明後日から9月を迎え学校では2学期が始まる。それにしても、この夏は暑かったので熱中症も経験した。これまで、こんなにしんどい思いをした夏はなかったように思う。鶴瓶のコマーシャルに倣えば、暑さの所為なのか、齢の所為なのか?どっちも!!と言うことになりそうだ。異常気象とも言うべき局所的ゲリラ豪雨が多くの被害も出た。猛暑とスコールのような雨、地球温暖化により日本列島の大部分が亜熱帯化しているようだ。アメリカでも27日、米テキサス州では、ハリケーン「ハービー」による 大雨でヒューストンなどが洪水被害に見舞われた。中国でも強い台風13号が23日、中国南部の広東省に上陸した。中国に上陸した中でも 最大級の台風で、少なくとも12人が死亡し大きな被害をもたらし世界的に異常気象と言えそうだ。

 27(日)に夏の疲れを癒すための気分転換に、井上研一郎指揮大阪フィルハーモニー交響楽団による3大交響曲(未完成・運命・新世界)の夕べ(会場フェスティバルホール)の演奏会に行って来た。3曲も名曲が聴け素晴らしい演奏に感動した。超満員の聴衆の万雷の拍手に何度も応えアンコール曲はダニーボーイであった。そもそも、クラシックが好きになったのは、学生時代にイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行ったのが切っ掛けである。その時、ベートーヴェン交響曲5番(運命)を聴いて大いに感動した。まさにクラシックとの運命的な出会いであった。何と57年前のチケット、プログラム、新聞の講評を後生大事にしまっていた。その時はクラシック好きの友達に誘われたようだが、それにしても学生には高額のチケットを思い切って買ったものだと今になって思う。その後、弦楽器の音色の美しさに定評があるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が来日する度に数回演奏会に行ってる。現在はズービン・メータが終身音楽監督を務めているようだ。