10月も余すところ僅かになった。今月はアサギマダラの話題で持ちきりだった。6日(木)に中庭のフジバカマに飛来し、蜜を吸っているのを確認した。例年4,5匹が飛んで来て数日でいなくなるのに、今年は25日(火)までフジバカマの周りを飛び回る様子が見られ、しかも体育の日の3連休の頃には⒑数匹が乱舞していた。白山とマーキングされているのはすぐに飛び去ったようなので別のアサギマダラが次々と飛来したようだ。アサギマダラにとって、ここの環境が適しいるのかも知れまい。知人の写真愛好家の方がアサギマダラの撮影に来られた。コンクールで何回も賞をとられている、セミプロのような方で約2時間近くかけて撮影されていた。我々素人と違って逆光の方がよい写真が撮れるそうだ。そんな中で今まで気づかなかったが、翅にマーキングされている蝶を見つけた。白山と記入されていたので、白山からはるばる約1000㌔の長旅をして来たようだ。ようこそ姫路(夢前)の地へと言ってやったが、これから何処へ旅するのだろう。アサギマダラはどこからどこへ、どのようなルートで旅をするのかを解き明かす方法として、「マーキング調査」が始まっている。蝶の翅に捕獲場所や月日、マーキングした人の名前を識別できる記号などを油性マーカーで書き込み、ふたたび放してやる。捕まえてマーキングしようかとも思ったが、捕らえるのも可哀そうでマーキングも難しそうなのでやめた。大勢の蝶愛好家の方が見に来られたり、新聞取材もあり21日付けの朝日新聞の朝刊に掲載された。新聞記者も翅に隠れてマーキングの日付が分からないのが惜しい言われていた。http://www.asahi.com/articles/ASJBJ46J4JBJPIHB00Q.html