JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2014-08-11 | シャック便り

[福山海運の新船が就航]
石垣-与那国間でフェリーを運航している福山海運が「フェリーよなくに」に代わる新船を就航させました。

新しい船も「フェリーよなくに」で、以前の498tから753tと大きくなり、旅客定員も100名から120名に増えています。速力も引き上げられており、石垣から与那国まで4時間30分(海況によりそれ以上かかる場合もあった)から3時間20分に短縮されています。

フィンスタビライザを新たに装備し「ゲロ船」と有り難くない呼ばれ方をしていた旧船より揺れの点では改善されるようですが船に弱い方はご注意ください。

 
なお旧船はインドネシアで第二の人生を送ることになるとのことです。

 

[伊良部大橋開通後の路線バス再整備を検討中]
宮古島市が2015年1月予定の伊良部大橋開通にあわせて、市内の路線バス網の再整備を検討しているようです。

現在は宮古島の中心である平良から北の池間島方面へは八千代バスが、宮古島のその他方面へは宮古協栄バスが、伊良部島では共和バスが路線バスを運営していますが、八千代バスと宮古協栄バスの平良のターミナルは大きく離れており、互いの連携は一切考えていません。事実上高校生の通学にしか使われておらず宮古空港から平良市街など観光客の利用が見込める路線でも不便なまま放置されています。

 

どうやら現時点では
・バスターミナル(もしくは乗り継ぎ拠点)の整備
・伊良部島からのバスを空港まで乗り入れ
などが検討されている模様であり、市では10月頃を目処に検討結果を公表するようです。

宮古島市ではバス3社に対し赤字補助を行っていますが、近年は補助額が年6,000万円に達するなど重荷になりつつあります。一方で3社に経営改善の努力が見られないのが現状のようで、市長が議会で「今の体系はダメ」と発言するような状態です。3社の路線バス事業を市営化した方がむしろ合理的な経営ができると思われますが、そこまで踏み込めるのかでしょうね。

  
[全日空の旅割を巡って訴訟に]
全日空の早期購入型割引運賃「旅割75」のキャンセル料を巡って佐賀市の弁護士が会社を訴えています。

現在のルールでは搭乗日の75日前までに予約、予約後翌々日以内に決済を済ませなければならないのですが、決済後は予約変更ができないルールになっています。予約を変更したい場合にはキャンセル扱いとなり搭乗日から75日以上前なら約33%、それ以降は約63%の手数料を取られてしまいます。ところがこの「旅割75」以外の運賃は搭乗日の2ヶ月前からでないと予約ができません。搭乗日の75日前から2ヶ月前までにキャンセルした場合、他の運賃の乗客に何ら影響を与えないのに高いキャンセル料を払わされるのは不合理ではないか、との訴えだそうです。

私も確かにこの「旅割75」の制度ができた際に少なくとも2ヶ月前までのキャンセル料は高すぎるのではないかと思っていました。宿泊先によっては2ヶ月前からしか予約を受けないところもあり、飛行機の便は購入したが宿の予約が取れないといった悲劇もあり得るので使いづらい運賃だと思っています。この裁判がどうなるのか興味深いです。

 
なおJALの事前購入型運賃「スーパー先得」については例えば3ヶ月前に予約をしたとしても購入期限は搭乗日の2ヶ月前の翌々日であり、それまでに予約をキャンセルしたり変更しても取り消し料を取られることはありません。恐らく今回訴えられたような不合理な問題を回避するためであろうと思われます。

コメント
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