ハムのための沖縄移動案内の7回目は「運用編」です。
[運用地を探す]
沖縄から本土へはUHFのダクト伝搬を除けば電離層反射(Esも電離層ですね)になります。山に登る必要はなく、公園などまわりが開けた平地で運用できます。沖縄の公園には日除けの東屋があることが多く、ここで運用すると風が通って涼しくFBです。東屋の梁や柱はワイヤーアンテナの片端を固定するのにも便利です。
青天井では熱中症や重度の日焼けになることがあります。季節によってはアンテナ設営等の短時間でも日焼けになることがありますから日焼け止めをお忘れなく。
[QRPで運用する]
ローバンドは本土間に比べオープンする時間が短いようです。意外と苦労するかも知れません。
50MHzはEsが出れば簡単に飛ぶと思います。
[V/Uで運用する]
沖縄県は元々アマチュア局が少なく、144/430MHzはタクシーの運転手などが使っている程度です。JH1HUK 大島OMが過去にQRVされたような八木アンテナのスタック(4パラ2段とか)でダクト伝搬を狙うのであれば別ですが、一般的には仲間うちでの連絡用以外では144/430MHzでのQSOは難しいと思います。ハンディ機を持っていって小高いところから移動運用というパターンは荷物になるだけであり、那覇近辺でも成果はほとんど得られないでしょう。