先日東京マラソンがありました。ニュースで見てると、思わず吹き出しちゃう仮装で走ってるひとがいて、思い出したことが。
こないだ香港に行ってた時ですが、ある朝。
のんびりと起きて、ランドマークカフェに朝ご飯食べに行こうと、高層ビルのなかの通路(セントラルのビルは連絡通路でつながっています)を歩きだしたら、あらゆるところに変な黄色いテープが張ってあるのです。
ん?? なにか事件?
と申しますのは、前に書いたかもですが、jesterは昔、Causeway Bayを歩いてて、貴金属店に強盗が入った直後に通りかかったことがあったのです。
繁華街なのに、なぜかぱったりと周囲に人がいない。
貴金属店のショウウインドウにまあるい小さい「穴」が開いてて、警官がいっぱい走っていて、
「なに?映画の撮影?」(あほ)
なんてのんびりと近くの飲茶屋にはいり、窓から見ていたら、向かいのビルから、警官隊に誘導され、体を低くして着の身着のままで避難する会社員たちが何百人も走り出て、それでもまだ
「すごいね。なんの映画の撮影?」(かぎりなくあほ)
とみていたら、その辺が次々に封鎖されて厳戒態勢に。
犯人が逃走してたんですね~ こころなしか火薬の匂いが漂っていたかも(爆
貴金属店の穴はピストルの弾が通過した穴だったのでした。
jesterはお買い物に来て、この近くのビルの地下にあるコインパーキングに車を止めてたんですが、道が封鎖されてしまったために車が出せなくなり、おいて帰って、次の日出しに行ったら、1日分の料金を請求されてしまいました。
「え~~だって緊急事態で、道が封鎖されて出せなかったのに!!」と文句をいったけど、
「Oh~~ I'm sorry~~」なんて肩を竦めてくれただけで、だめ。
大枚とられてしまいました。
あの、封鎖される前にピ~~ンときて、すぐに車を出すべきだったのでした! すんごい損した~
(つか、すぐに逃げろよ、自分! ピストルもった強盗がうろうろしてるのに!!!)
と、と、話がずれてしまいましたが、前の一件で既に学習をしていたjesterは緊張した面持で(当社比)すばやくその辺の人に
「何か事件ですか?」と聞いてみました。
「いいえ、Rat raceですよ」
そういわれてみると、通路を封鎖している黄色いテープには「Rat Race」と書いてあります。
ドブネズミ競争・・・・
「Rat Raseってなんですか?」
「う… … … Race … でしょう」
は??
疑問のまま、ランドマークのカフェに行ったら、ここもクローズ。
なのでホテルに戻り、ホテルのカフェで朝ごはんにしました。
すると窓から奇妙な格好をした人がたくさん歩いているのが見えます。
(こいつらは、孫悟空チーム?)
ウェイターを呼んで「Rat Raceってなんなの?」ともう一度聞いてみますが、
「さあ~~ なんか競争するんだと思います…」
次第に深まる疑問!!
朝ごはんも早々に、外の道に出てみます。
テレビ中継が始まっていました。
張りぼてのでかいチーズとか持ってる!
ランニングスタイルのチームもいるし、Tシャツと短パンの軽装の人もいるし、仮装はいろいろだし、中にはびしっと背広にネクタイ、革靴の白人チームも!
家族Bは開催事務局のテントのロゴを見て「あ、うちの会社がスポンサーやんけ!」と写真を撮りに行ってしまいました。
ビルの連絡通路やセントラルのシャネルやプラダやカルティエがあるメインストリートがコースになっていて、作られた迷路があったり、そこを、でかいチーズをバトンに走る人たち。
しかし誰に聞いても、Rat Race は Rat Race という情報しか返ってきません。
なんなのよ、このお祭り騒ぎは…
しかし香港にいる間に誰に聞いても、「よくわかりませ~~ん」でした。
で、帰国してから調べてみたら、「チャリティのためのレース」だったということがわかりました。
収益金は寄付されるんだそうです。
それにしてもRat Raceって、どこかで聞いたことがあるかも、と思っていたら、
金持ち父さん貧乏父さんの(原書の)中に出てきて、辞書を引いた覚えが。
普通に辞書で引くと、「いたちごっこ」なんて訳が出てきますが、
口語で「(特に企業における労働者仲間の)きりのないばかげた競争、猛烈な出世競争、近所の人との争い」という意味があるみたい。
(ちなみに、「いたちごっこ」って結局なんだろうと調べてみました。
ウィキペディアによると
「二人一組となり、「いたちごっこ」「ねずみごっこ」と言いながら相手の手の甲を順につねっていく。両手が塞がったら一番下にある手を上に持っていき、また相手の手の甲をつねるという終わりの無い遊びなので、転じて「埒があかず、きりがない」ことも指すようになった。」で、
「「やったらやり返す」の繰り返しのこと。」だそうです。
「出世競争」とはちょっと違う感じですね)
そんなネーミングのレースに会社の人たちでチームを組んで参加して楽しみ、その収益がチャリティになる・・・
いいぞ。なんか気に入った♪
一番上の写真は、かなりこった装束の参加者です。
(話してみたら、香港人にあるまじき、きれいなクイーンズイングリッシュで、エリート会社員とお見受けしました)
でもほんとのところ、
「会社内のどろぬま出世競争」に、普段のスーツにネクタイでチーズを抱え、汗びっしょりになって参加していたイギリス人チーム
がjesterは気に入りました。
こないだ香港に行ってた時ですが、ある朝。
のんびりと起きて、ランドマークカフェに朝ご飯食べに行こうと、高層ビルのなかの通路(セントラルのビルは連絡通路でつながっています)を歩きだしたら、あらゆるところに変な黄色いテープが張ってあるのです。
ん?? なにか事件?
と申しますのは、前に書いたかもですが、jesterは昔、Causeway Bayを歩いてて、貴金属店に強盗が入った直後に通りかかったことがあったのです。
繁華街なのに、なぜかぱったりと周囲に人がいない。
貴金属店のショウウインドウにまあるい小さい「穴」が開いてて、警官がいっぱい走っていて、
「なに?映画の撮影?」(あほ)
なんてのんびりと近くの飲茶屋にはいり、窓から見ていたら、向かいのビルから、警官隊に誘導され、体を低くして着の身着のままで避難する会社員たちが何百人も走り出て、それでもまだ
「すごいね。なんの映画の撮影?」(かぎりなくあほ)
とみていたら、その辺が次々に封鎖されて厳戒態勢に。
犯人が逃走してたんですね~ こころなしか火薬の匂いが漂っていたかも(爆
貴金属店の穴はピストルの弾が通過した穴だったのでした。
jesterはお買い物に来て、この近くのビルの地下にあるコインパーキングに車を止めてたんですが、道が封鎖されてしまったために車が出せなくなり、おいて帰って、次の日出しに行ったら、1日分の料金を請求されてしまいました。
「え~~だって緊急事態で、道が封鎖されて出せなかったのに!!」と文句をいったけど、
「Oh~~ I'm sorry~~」なんて肩を竦めてくれただけで、だめ。
大枚とられてしまいました。
あの、封鎖される前にピ~~ンときて、すぐに車を出すべきだったのでした! すんごい損した~
(つか、すぐに逃げろよ、自分! ピストルもった強盗がうろうろしてるのに!!!)
と、と、話がずれてしまいましたが、前の一件で既に学習をしていたjesterは緊張した面持で(当社比)すばやくその辺の人に
「何か事件ですか?」と聞いてみました。
「いいえ、Rat raceですよ」
そういわれてみると、通路を封鎖している黄色いテープには「Rat Race」と書いてあります。
ドブネズミ競争・・・・
「Rat Raseってなんですか?」
「う… … … Race … でしょう」
は??
疑問のまま、ランドマークのカフェに行ったら、ここもクローズ。
なのでホテルに戻り、ホテルのカフェで朝ごはんにしました。
すると窓から奇妙な格好をした人がたくさん歩いているのが見えます。
(こいつらは、孫悟空チーム?)
ウェイターを呼んで「Rat Raceってなんなの?」ともう一度聞いてみますが、
「さあ~~ なんか競争するんだと思います…」
次第に深まる疑問!!
朝ごはんも早々に、外の道に出てみます。
テレビ中継が始まっていました。
張りぼてのでかいチーズとか持ってる!
ランニングスタイルのチームもいるし、Tシャツと短パンの軽装の人もいるし、仮装はいろいろだし、中にはびしっと背広にネクタイ、革靴の白人チームも!
家族Bは開催事務局のテントのロゴを見て「あ、うちの会社がスポンサーやんけ!」と写真を撮りに行ってしまいました。
ビルの連絡通路やセントラルのシャネルやプラダやカルティエがあるメインストリートがコースになっていて、作られた迷路があったり、そこを、でかいチーズをバトンに走る人たち。
しかし誰に聞いても、Rat Race は Rat Race という情報しか返ってきません。
なんなのよ、このお祭り騒ぎは…
しかし香港にいる間に誰に聞いても、「よくわかりませ~~ん」でした。
で、帰国してから調べてみたら、「チャリティのためのレース」だったということがわかりました。
収益金は寄付されるんだそうです。
それにしてもRat Raceって、どこかで聞いたことがあるかも、と思っていたら、
金持ち父さん貧乏父さんの(原書の)中に出てきて、辞書を引いた覚えが。
普通に辞書で引くと、「いたちごっこ」なんて訳が出てきますが、
口語で「(特に企業における労働者仲間の)きりのないばかげた競争、猛烈な出世競争、近所の人との争い」という意味があるみたい。
(ちなみに、「いたちごっこ」って結局なんだろうと調べてみました。
ウィキペディアによると
「二人一組となり、「いたちごっこ」「ねずみごっこ」と言いながら相手の手の甲を順につねっていく。両手が塞がったら一番下にある手を上に持っていき、また相手の手の甲をつねるという終わりの無い遊びなので、転じて「埒があかず、きりがない」ことも指すようになった。」で、
「「やったらやり返す」の繰り返しのこと。」だそうです。
「出世競争」とはちょっと違う感じですね)
そんなネーミングのレースに会社の人たちでチームを組んで参加して楽しみ、その収益がチャリティになる・・・
いいぞ。なんか気に入った♪
一番上の写真は、かなりこった装束の参加者です。
(話してみたら、香港人にあるまじき、きれいなクイーンズイングリッシュで、エリート会社員とお見受けしました)
でもほんとのところ、
「会社内のどろぬま出世競争」に、普段のスーツにネクタイでチーズを抱え、汗びっしょりになって参加していたイギリス人チーム
がjesterは気に入りました。
なんかレミングの大移動とか南の島の蟹の繁殖移動とかが一瞬頭に浮かんでしまったので・・・アホです私。
それにしても、ものすごくシャレのきいたレースですね!!
なんて粋で素敵なチャリティ。チーズのバトンが持ちにくそうで笑えます。
犯人逃走中で人質事件で jesterさんが「現場近くの女性が人質に」なんて事になったらどーするダよ!!
>ラットレースって、突如ビルの中を鼠が集団走りしてて封鎖されてるのかと一瞬思いました~
なんかレミングの大移動とか南の島の蟹の繁殖移動とかが一瞬頭に浮かんでしまったので・・・アホです私。
しかしビルのグランドフロアの回廊をどたどたと仮装した人が集団で走っているのは、かなりビジュアル的にそれに近かったかも。
>それにしても、ものすごくシャレのきいたレースですね!!
こういうのを楽しんじゃう気持ちの余裕がなんかいいですよね。
>なんて粋で素敵なチャリティ。チーズのバトンが持ちにくそうで笑えます。
これが滑るんで、よく落とすんです(爆