日本裁判官ネットワークブログ

日本裁判官ネットワークのブログです。
ホームページhttp://www.j-j-n.com/も御覧下さい。

シネラリア

2008年10月13日 | 蕪勢
 二葉が出そろった。シネラリアは,これからお日様を浴びてぐんぐん大きくなっていく。

 シネラリア(サイネリア)の鉢栽培を楽しむようになって10年。
 毎年9月の下旬にタネを蒔く。以前はホームセンターで手軽に買えたのに,最近は通信販売でないと,タネが手に入らなくなった。どうしたことだろう。今年は2袋を注文した。1粒が1ミリにも満たない小さなタネである。それを15×20センチのピートバンに落としていく。移植の時に根が絡み合わないように,一つ一つ間隔を空けて丁寧に蒔くのは,結構慎重な仕事となる。

 2,3週間で二葉がきれいに並ぶ。今年は20本ほど出た。まあまあの成績か。二葉からひと月もしないうち,背丈が2センチ,葉っぱも3,4枚となった頃,一つ一つビニールポットに移し替える。ここで,秋の貴重な陽射しをしっかり浴びさせると,12月になる頃には,背丈6,7センチのがっちりした苗となる。育てやすい。途中で枯れてしまうものはほどんどない。きれいな緑が元気な証拠だ。これを5号鉢に植え替える。どんな花を咲かすか,心が弾む。

 普段は,陽当たりのいい庭先で大丈夫。外気が5度を下回るときは,念のため家の中に入れる。鉢の数が沢山あると,その出し入れは結構大変となる。

 2月の半ばころから次々と開花する。どんな色合いとなるかは,咲いてみないと分からない。それがシネラリアの楽しみなのである。鉢一杯に小さな花が盛り上がる。1鉢で1か月は十分に鑑賞できる。

 近所にお配りして,「まあ,きれい! お上手ですね」と誉めて貰う。これがまた嬉しいのだ。(蕪勢)

コメントを投稿