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裁判所時報2月1日号、韓国の金酉性判事の「裁判所研修記」は、とても興味深い内容です。以下、ごく一部を引用紹介します(チェックメイト)。
「日本の場合、大部分の裁判官が定年まで勤務するが、韓国では定年まで勤める裁判官の数がとても少ない」
「司法研修所の同期が自分より先に高等裁判所部長判事になれば同期の地方裁判所部長判事は辞表を提出する場合が多く、また、裁判官出身の弁護士の収入が同じ経歴の裁判官の給料に比べ3、4倍以上だということが子供の教育費や住宅資金等経済的問題に悩む裁判官にとって避けがたい強い誘惑となるのだ。」


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Unknown (Unknown)
2007-02-05 00:37:12
裁判官、発言遮り誘導? 高松地裁の模擬裁判
 裁判員制度の導入に向け、高松地裁などが二日、同地裁で開いた模擬裁判の評議で、
「裁判員」として公募参加した女性が量刑に関して述べようとした際、
裁判官が女性の発言を遮り、誘導とも取れる行為をした。
女性は「市民の感覚で意見を言いたかったのにあまりに威圧的」と憤慨。
「自由に意見を出し合う場」(同地裁)という主旨とは裏腹で、制度導入の難しさを浮き彫りにした。

 高松地裁は「時間の都合もあったが、適正に行った」と釈明している。
 評議は、裁判官と裁判員が有罪・無罪、量刑について議論し、
最終的に多数決で判決を出す場。裁判員に自由に意見を述べてもらうため、
裁判官には専門的知識に基づく誘導の自粛が厳しく求められ、
「対等な立場でなければ制度の根幹が揺らぐ」(最高裁)とされている。
 この日の模擬裁判の評議では、
万引の後に店長を殴って強盗致傷罪に問われた男の量刑をめぐり、
大半の裁判員が「執行猶予付きの懲役三年」と、理由を含めて一通り意見を陳述。
しかし、女性が「実刑の懲役六年が妥当」と話し始めたときに限り、
裁判官が「重いか軽いかを考えて」などと遮った。
 女性は「自分だけ意見を言わせてもらえない空気になった。そのせいで多数決の際も、
執行猶予にしないといけないのかと思ったほど」と批判している。
 
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