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7 私の実験の目的は要するに,キャベツとモヤシを沢山食べる健康法は果たして成功するかどうかを試してみたいということである。手軽に大量に食べることができる野菜としては他に思いつかない。沢山食べても太らないだろう。健康に良さそうであるし,ダイエットにも成功しそうな気がする。
8 何を食べても美味しいという,周囲から多少味音痴かと疑われている私がいうことであるから,余り信用して頂くのも危険というものであろうが,とにかく何となく楽しい気分ではある。一時期甚だ熱心に調理していたが,最近は少しペースを落としている。とにかく茹でキャベツの料理法は一応完成した。味の評価は80点とした。
9 今野菜炒めに挑戦している。キャベツ4分の1個とモヤシ1袋を使う。豚コマや数種の野菜,ゴーヤなども加える。テレビでメモした秘伝の調味料を作って使う。
   私はかなり前「美味しい野菜炒め」作りに挑戦したことがある。以前仕事上別居していたころ購入した数冊の料理の本の該当箇所をカラーコピーしたり,テレビの料理番組を録画し,レジュメに纏めるなどしたうえ,それらを総合して私流の調理法を作成したが,なぜか続かなかった。余り美味しいと思えなかったのである。ところが最近,「茹でキャベツモヤシ」に成功したついでに,まあ味には余り拘らず,キャベツとモヤシを沢山食べる健康法の一環として,野菜炒めに再挑戦しようかと思い直したのである。
10 ところが,たまたま最近のある朝のテレビで,「超弱火で作ると野菜炒めがとても美味しくできる」と放送したのを聞いた。それは,強火で炒めると野菜の水分が出てフライパンの底に溜まるが,点火前のフライパンに油を入れ,具材と調味料全てを加えてよくかき混ぜてから点火する。炎がフライパンに触れない程度の超弱火で約15分加熱すると,格別美味しい野菜炒めができるという耳寄りな話であった。私のアンテナが敏感に反応し,すぐに実験した。調理用タイマーを15分にセットし,オリーブオイルを使用した。確かに美味しく感じられる。野菜の水分が野菜に残るので,シャキシャキ感が強いというのである。中華料理店で大きなフライパンを大きくシャクッて野菜が常時高く宙を舞っているようにしているのも,余り野菜の温度を高くしないための工夫なのだという。なるほどとガッテンした。現時点での野菜炒めは75点としているが,材料の量も決まり,毎回多少の工夫を加えるので,作るたびに美味しくなっている気配である。遠からず得意料理になるだろう。そのうちレバニラ炒めにも挑戦するつもりである。
11 モヤシについては,マーボモヤシや,焼き肉のタレ味のモヤシ炒めも美味しい。千切りキャベツもかなり量を減らして食べている。キャベツとモヤシにはビタミンA(ベータカロチン)とC,食物繊維などが多いそうである。多く食べても太る心配はないし,格別の弊害はないだろう。キャベツから名が付いている胃薬もある位だから,胃にも良さそうであるし,きっと健康法としては二重丸に違いない。問題は沢山食べ続けることができるかということである。「茹でキャベツ」と「野菜炒め」を毎週二品作っていた時もあるが,さすがにウンザリした。ごく最近は交代で週一品ずつ作り,2日で食べ切ることにした。案外名案のように思える。それでもこんなにキャベツとモヤシを食べていると,そのうち見るのも嫌になるかも知れないが,まあ折角良い方法を見つけたのだから,頑張って続けてみて,嫌になったらその時にまた考えれば,きっとよい思案もできようというものである。(ムサシ)



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